役所広司に田中邦衛……実は「おカタイ」公務員だった芸能人たち
このご時勢、一番の勝ち組とされるのが公務員。安定した収入を得られ、リストラの心配もほとんどなく、退職後の年金も優遇されている。よもやそんな勝ち組の公務員の座を捨てて、わざわざ不安定極まりない芸能界へと身を投じた者などいるわけがないだろう……と思ったら、これが意外や意外、けっこういた。
●役所広司(59)
日本を代表する俳優の一人で、現在も映画、ドラマ、舞台、CMに引っ張りだこの役所広司は千代田区役所の職員だった。土木工事課に勤務していた頃、友人と観に行った仲代達矢主演の舞台『どん底』に感激して、俳優になることを決意。難関とされる俳優養成所「無名塾」の試験に合格して、芸能界に飛び込んだ。芸名の「役所」は、「役どころが広くなる」という意味のほか、役所勤めだったことをもじってつけられたという。
●田中邦衛(82)
映画『仁義なき戦い』シリーズやフジテレビ系のドラマ『北の国から』など、幅広いジャンルの映画やドラマで活躍した個性派俳優の田中邦衛は、中学校の元教師。故郷の岐阜で中学の代用教員をしていたが、役者になりたいという思いを捨てきれず、三度目の受験で俳優座養成所への合格を勝ち取り、遂に夢を叶えた。教壇でもあの独特の語り口調だったのだろうか。
●山村紅葉(54)
2時間ドラマの裏女王と称される女優の山村紅葉は、なんと大阪国税局の元国税調査官、いわゆる「マルサの女」だったというから驚かされる。早稲田大学在籍時に母である山村美紗原作のテレビドラマで女優デビューしたが、卒業と同時に女優を引退。国税局に入庁後、上司だった現在の夫と結婚し退職したところ、出演依頼が殺到して女優業を再開することになったそうだ。2時間ドラマでも、いつかマルサの女の役を演じてもらいたいもの。
●宮川花子(60)
よしもとのベテラン夫婦漫才コンビ、宮川大助・花子の宮川花子は、大阪府警察城東警察署で交通巡視員をしていたという。勤務していたのはチャンバラトリオに弟子入りする前の半年間。あのマシンガンのような喋りで切符を切りまくっていたのかもしれない。ちなみに2010年に古巣の同署で一日警察署長を務めることになった際には、「37年ぶりの大出世」と言われたとか。
●藤井フミヤ(53)
元チェッカーズのリードボーカル、藤井フミヤは国鉄職員だった。佐賀県の鳥栖駅で半年間の見習期間の後、長崎県佐世保市の早岐駅の輸送係として、貨物列車の操車や入換業務に従事していた。チェッカーズがデビューした1983年は、国鉄分割民営化を控えた時期。その活躍は、多くの国鉄マンにとって希望となったようだ。
安定した公務員という立場を捨てて、芸能界へと飛び込んだ彼ら。そもそも最初にどうして公務員になろうと思ったのかは謎だが、結果的に転職するという賭けが成功したのは、それだけ“芸”にかける思いが強かったからと言えるだろう。
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