人気ゲーム「桃鉄」生みの親が作品終了をツイート 潰したコナミ社員を実名で晒して波紋
長年人気を博したゲーム「桃太郎電鉄」の終了を、作品の生みの親であるさくまあきら氏がTwitter上でつぶやき大きな反響を呼んでいる。
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1988年にハドソンからファミコン用ソフトとしてリリースされて以来、様々なハードで発売されて来た人気タイトルの「桃鉄」。2012年に発売された携帯アプリ用の「桃太郎電鉄TOKAI」を最後に、最新作のリリースが無く3年が経過していたが、本作をリリースしてきたハドソンがコナミの完全子会社となり、開発チームが解体されてしまったことも、今回のシリーズ終了の背景にはあるようだ。
ツイートでさくま氏は「コナミから何の連絡もない。こんな調子でずっとほったらかされた。ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。すべてコナミの石川が握り潰しました」と、実名でプロジェクトを潰したという穏やかではない書き込みをしており、2011年の子会社化からコナミ側との軋轢があったことも匂わせている。コナミから何の連絡もない。こんな調子でずっとほったらかされた。ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します。すべてコナミの石川が握り潰しました。
— さくま あきら (@isetta_23) 2015, 6月 2
当然ながら「桃鉄」ファンからは「残念すぎて泣きそう」「勝手に終らせないで」「歴史あるゲームがまた消えた」「桃鉄オンライン作れば10万本くらい安定して売れるだろうに 勿体無いな」「アプリで出したら確実に売れるのに・・・」など惜しむ声が多数寄せられている。
また「コナミが潰したゲームタイトルリストがまた豪華になるな」「桃鉄作らないのにハドソン買収する意味あるのか?」と批判はコナミに集中しているが、「数年前にさくまがコナミの下では桃鉄作らないと言っていたのに ・・・」とさくま氏本人が数年前のシリーズの終了を宣言したのに今頃蒸し返すのはおかしいという一部意見もある。
人気ゲームにまつわる案件とはいえ、企業の吸収合併でプロジェクトが解体されることは良くあることなので、「企業の担当者を実名で批判するのは如何なものか?」という冷静な声もあるが、ハドソンの有名タイトルの続編が作られないのはゲームファンとっては非常に残念なことは確かである。
■参照リンク
桃太郎電鉄 公式サイト - KONAMI
http://www.konami.jp/momotetsu/
http://news.aol.jp/2015/06/02/momotetsu/
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