左上と右下の記号が異なる!

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■最近見かけなくなった二千円札。実はとんでもないお宝が見つかるかも

 最近、二千円札をすっかり見ることがなくなりました。2004年には5億1300万枚もの流通量があった二千円札。いまや1億枚を割っている模様です。というのも実は2003年度以降は製造されていないのです。

 仮に今後も流通量が減少するのであるならば、二千円札にプレミアム価値がでてきてもおかしくはありません。特にプレミアムがつきやすいのは、エラー紙幣。印刷技術が向上している現代において、こんなことがありうるのかと目を疑いたくなるのですが、実は二千円札にはとんでもないエラー紙幣が存在するのです。

 掲載画像は、筆者が所有する二千円記号エラー紙幣になります。この紙幣、左上の記番号が「J730452Z」となっていますが、右下の記番号は「L730452Z」となっており、記号部分が「J」と「L」で異なっています。通称「JL券」と呼ばれるエラー紙幣です。よく見ないと見過ごしてしまいそうですが、このようなエラー紙幣が実際に流通したのです。これこそ使ってはいけない紙幣ですね。

 それではこのエラー紙幣、いったいどのくらいの価値があるのでしょうか?

■なんと10万円以上の価値がつく!

 都内某所のコインショップでは既に売り切れとなっていましたが、14万円ほどで販売されていたようです。インターネットオークションでは20万円といった高額で取引されていることもあるようであり、折り目などがない美品であれば少なくとも10万円以上の価値がつくといえます。

 2000円だったものが50倍~100倍程度の値段で取引されているわけですから、大珍品といってよいでしょう。こうしたエラー紙幣は新しい紙幣になればなるほど通常は見つかりません。しかも流通量が減っている二千円札ですから、今後ますますプレミアムがつく可能性は高いのではないでしょうか。

■その他、「AA券」などもプレミアムが!

 二千円札としてはその他、記号の始めと最後が「A」となっているものも価値があります。美品未使用でこちらは4000円程度で販売されているケースが多く、比較的入手はしやすいといえます。それでも本来の価値の「倍」で取引されているわけですから、二千円札があったらくまなく探してみたいですよね。

 ちなみに、二千円札の図柄に「守礼門」が採用されていることもあり、また二千円札普及促進も行われている(ATMでも利用可能)ことから、沖縄県における流通量は増加中です。沖縄に旅行に行った際には、また沖縄県在住の方はぜひ二千円札にお宝がないか探してみてください。二千円札自体、使わないで保存しておくこともよいかもしれません。

【記念硬貨・コイン収集ガイド:伊藤 亮太】