
たとえば、ピースサイン。「平和」や「勝利」を表します。万国共通に感じますが、実はギリシャでは「犯罪者」を意味します。また、手のひらを内側にむけた「裏ピース」はイギリス系の方にとっては性的屈辱。タレントのローラさんがよくやるオッケーポーズもフランスは「役立たず」南米では「グッド」を表す親指を立てたポーズも合わせて性的な意味です。
特に難しいのが中国のハンドサイン。地域によって違いはありますが、一般的な中国語を教えるサイト「今すぐ中国語」では以下のように説明しています。
1・2・4・5は日本と共通、3は親指人差し指をたたむ。親指と小指だけを伸ばせば6、親指人差し指薬指の指先をつければ7、親指人差し指を伸ばしたピストルポーズが8、人差し指を鍵のようにしたポーズが9、拳が10です。
ピストルポーズもイギリスでは負け犬を表す失礼なサインになってしまいます。
全部の国のハンドサインを覚えるのは無理がありますが、侮辱のポーズなどはやはり避けたいもの。気をつけていきたいですよね。