マジ…!? 健康・美容イイはずの「果物ジュース」に潜む落とし穴3つ
![]() | 手づくりジュース 353レシピ-果物&野菜で健康に! (2002/05/14) 川野 妙子 商品詳細を見る |
美容や健康を意識して日常的にジュースを飲むように心がけている方も多いのではないでしょうか。でも、日頃何気なく手に取っているジュースの安全性について、どのくらいの知識を持っていますか?
そのジュースは本当に、美容や健康に効果があるものなのでしょうか? 自社農園を経営する株式会社斎庵の農業管理責任者である望月高広氏は、市販品のジュースに含まれる怖い実態について、警鐘を鳴らします。
そこで同氏に取材した、美容や健康にイイはずの“ジュース”に潜む怖~い3つの実態についてご紹介していきます。
■1:材料に含まれる物質に注意
美容や健康に良さそうなイメージがあるジュースには、次のようなおそろしい実態があると同氏は説明します。
「市販されているほとんどのジュースの原料は輸入品です(みかんなどは、国産のものも多いです)。
最近でこそ果汁での輸入も増えてきましたが、やはり果物として輸入され、生で食べられなくなったものが、ジュースとして再生されることが多いのが実態です。
つまり、農薬によって育てられ農薬をかけられて輸入された材料を搾って飲んでいるのです。その農薬も日本で登録されていないようなものは、チェック対象にさえならないのです。
また、残留基準も国によって違っています。ですから、様々な危険な物質が入り込んでしまうのです。輸入フルーツには、発ガン性のある防黴剤を使用しようしているものもあるそうです」
例えばどんなものが含まれているかについては、発癌物質が残留している殺虫剤や、動物実験では催奇形性のあるTBZ、発癌性のある物質、木の背丈を低くして収穫を楽にする薬品で発癌性が指摘されている成長調整剤や、除草剤などがこれに当たるそうです。
■2:香料の安全性は不明確
多くのジュースには香料が含まれていますが、この点を同氏は次のように指摘しています。
「原材料表示に“香料”と記載されているのが目につきます。あまり香りのしなくなった果実を原料としているからでしょう。
果実として出荷できないものをジュースにまわす話はよく耳にしますが、そこに香料を加え、味をごまかしているのかもしれませんね。
香料は、使用量が少ない点や揮発性がある点からあまり問題にされませんが、実は安全かどうかよく分かっていない物質なんですよ」
ジュースを飲むのが美容や健康のため、という人でしたら、香料の有無やその含まれる量にも注意したほうがよさそうです。
■3:糖分に注意
ジュースは甘いものが多いですが、この点も気をつけるべきだといいます。
「品質をごまかすためでしょうか、甘味調整として砂糖を使っているケースもあります。果汁100%のジュースでも糖分をかなり含んでいますので、飲み過ぎには注意してください。
砂糖だけを気にして果糖などの他の糖分を考えないと、結果的に糖分の取り過ぎになってしまいます。
体内で処理しきれなかった糖分はたんぱく質と結合して糖化し、それが様々な不調を引き起こす原因に。糖分を摂りすぎると太ったりニキビができたりするイメージがありますが、体内の貴重な美容成分に大きなダメージを与えることもあるのです!
特に美肌のポイントになる“コラーゲン”は、糖化のダメージを受けやすいので要注意。コラーゲンが糖化することで、シワ、たるみなどの老化現象があらわれたり、肌のシミやくすみの原因にもつながります」
美容を邪魔する“糖化”ですが、ジュースに含まれる糖分によって老け顔の原因になってしまったとしたら……とても残念なことですよね。
以上、美容や健康のために飲んでいるジュースが持つ怖~い実態についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ジュースならば全部安全、というわけではなく原材料に何が使われているのかを厳しくチェックする目が大切となるようです。
健康のために飲んでいるジュースが実は健康を害していた……なんて、とんでもないことにならないよう、気をつけてくださいね。
http://news.livedoor.com/article/detail/9672805/
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