セントルイス・ブルース Saint Louis Blues
![]() | プレイズ・W.C.ハンディ (2013/09/11) ルイ・アームストロング 商品詳細を見る |
日曜日の夕方、TVで「笑点」を見ていたら、
林家木久扇が「いやんばか~ん」と歌っていたので、
つい、セントルイス・ブルースが浮かんだwwww
セントルイス・ブルースは
「ブルースの父」といわれた
W.C.ハンディの曲ですが、
もっとも有名な演奏が
ルイ・アームストロングが
アルバム「プレイズ・W.C.ハンディ」で演奏したものだろう。
言わずもがな、ルイ・アームストロングは
サッチモの愛称で知られる
ジャズ・トランぺッターの重鎮ですね。
彼が特徴的なダミ声で歌う
「この素晴らしき世界 What a Wonderful World」は
誰しもが知ってるスタンダードで、
いろんな人がカバーしています。
それはともかく、このサッチモの
セントルイス・ブルースは、
アルバムの冒頭を飾る9分近くの名演です。
サッチモのペットに始まり、
女性ヴォーカルのヴェルマ・ミドルトンの歌、
サッチモの歌、
クラリネットのソロ、
サッチモとヴェルマの歌の掛け合い、
トロンボーンのソロから、
バンドの合奏でエンディングに…
というのが、大まかな流れですが、
演奏自体は時代を感じるものの、
(1954年)
名演には違いありません。
こういう昔のモノラル録音を聴いて
現代のデジタル化された音に
慣れ親しんだ耳の人には
古臭いとしか感じられないかもしれません。
俺は決して、そうとは思わないんですけどね。
音楽は古いとか新しいじゃなくて
良いか悪いか、ってことです。
もちろん個人の好き嫌いもありますが、
こういった古いジャズも
決して悪くはないと思う次第です。
ところで林家木久扇(初代・木久蔵)さんの
「いやんばか~ん…」なんですが、
クレジットを見たら、作曲者は
William Christopher Handy
ちゃんと、W.C.ハンディさんの名前が
クレジットされていました。
セントルイス・ブルースをパクったと
思ってたんですがwwww
ちゃんとした?替え歌だったんですねwwwww
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