国内の新型コロナ感染者、20万人超える 10万人から52日間で到達
新型コロナ感染者数の推移
(毎日新聞)
新型コロナウイルスの感染者は20日、全国で新たに2502人確認された。クルーズ船の乗員乗客らを合わせた国内の感染者数は毎日新聞のまとめで20万68人となり、20万人を超えた。感染者数は10月29日に10万人に達したが、初めての陽性確認から287日間かかった。しかし、その後10万人増えるのにかかったのは52日間。「第1波」や「第2波」と比べ、10月下旬から始まったとされる「第3波」の感染拡大のペースの速さが際立っている。
厚生労働省の12月16日時点のデータによると、感染者のうち最も多いのが20代で23・1%だった。次に多かったのは30代(15・2%)で、40代(13・8%)、50代(12・4%)と続く。
死者は年齢が高くなるほど多くなっている。全体の死者のうち80代以上が60・1%を占め、70代(25・8%)、60代(9・2%)の順だった。
感染者のうち亡くなった人の割合をみると、80代以上が12%、70代は4・8%と高かった。一方、40代以下の陽性者は10万9595人いるが、死亡したのは32人だった。
毎日新聞のまとめによると、最初の感染者が出てから5万人に達するまで207日間かかったが、10万人までは80日間だった。その後、10万人から15万人は33日間とさらに短くなり、20万人まではわずか19日間だった。
感染は大都市部から地方に広がっている。厚労省によると、確保を見込む新型コロナ患者用の病床の使用率(15日時点)は、22都府県が感染急増を示す「ステージ3」(20%)、6道府県が感染爆発を示す「ステージ4」(50%)となっている。東京都(49・7%)や兵庫県(63・6%)などの大都市部だけでなく、高知県(57%)や熊本県(38%)といった地方でも深刻な状況が続く。
12月20日の感染者数は日曜日としては過去最多となった。東京都も556人で、日曜日としては最も多かった。全国の死者は23人増えて計2917人となった。福島県で40人、岡山県で111人の感染者が確認され、過去最多を更新した。【島田信幸、小川祐希、関谷俊介】
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/
mainichi-20201220k0000m040130000c.html
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