
9回、サヨナラ弾を放つ阪神・大山=甲子園(撮影・高部洋祐)
(デイリースポーツ)
「阪神3−2ヤクルト」(4日、甲子園球場)
阪神が大山の27号サヨナラ本塁打で劇的な勝利を飾った。九回、1死走者なし。ヤクルト・梅野の外角高めの直球を左中間席に突き刺した。
リードを奪いながらすぐに追いつかれる嫌な展開だった。三回、先頭木浪の左前打で出塁すると、梅野が空振り三振。続く藤浪の犠打で2死二塁の好機を作ると、1番近本が中前先制打を放った。虎のリードオフマンが同学年の藤浪に先取点をプレゼント。「晋太郎が頑張ってくれているので、先制点を取ることができてよかった」と目の前のチャンスを逃さなかった。
先発の藤浪は粘り強い投球を披露。三回、2死から3者連続四球で満塁としながらも、5番・西田を157キロ直球で見逃し三振。先制点を許さなかった。
1点リードの六回は村上の左中間二塁打に、四球も絡んで2死一、三塁とされた。一打同点の場面だったが、8番・上田は内角寄り156キロ直球で見逃し三振。力でねじ伏せた。藤浪は6回4安打無失点で降板。七回からは岩崎が登板した。
その岩崎が試合を振り出しに戻された。1点リードの七回、2死から宮本に四球を与えると、続く塩見に左翼線を破る適時二塁打を放たれた。藤浪の白星が消える同点。痛恨の1打となった。
八回には1死走者なしで陽川が左翼席へ勝ち越しの8号ソロ。再びリードを奪ったが、3番手で登板したエドワーズが西田に同点のソロを浴びた。同点で九回に入っていた。
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