
5回、空振り三振に仕留めて阪神ナインに声をかける阪神・西勇輝
(デイリースポーツ)
「巨人0−11阪神」(17日、東京ドーム)
負の連鎖をようやく断つことができた。8連敗中の東京ドーム。負ければ今季の巨人戦の負け越しが決定する一戦。攻守に圧倒して、勝利をもぎ取った。
効果的な先制パンチだった。初回、先頭の近本がサンチェスの初球、150キロ直球をコンパクトに振り抜いた。打球は右翼席に突き刺ささる6号先頭打者本塁打。7月10日のDeNA戦以来、今季3本目、通算4本目の先頭打者本塁打だった。さらに陽川の押し出し四球で先制の2点を奪った。
二回にはサンズの中前適時打、大山の右前適時打などで3点を追加し5−0とした。中盤は追加点がなかなか取れない展開が続いたが、またも近本がやってのけた。
5点リードの六回、この回から登板した桜井から右翼席に7号ソロ。15日にも菅野から2本塁打を放っており、今カードで4本塁打と大当たりだ。七回にはボーアの東京ドーム35打席目にして初の本塁打で加点。九階にはダメ押しの3点を奪った。
先発の西勇は内外賀来を丁寧につく絶妙の制球力を武器に、テンポ抜群の投球を披露。一、二回は三者凡退に抑える完璧な立ち上がり。三、四、五回に単打を浴びたが、二塁も踏ませない好投。被安打はわずか4。自身初の2試合連続完封勝利で7勝目を挙げた。
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