阪神、逆転勝ちで勝率5割復帰 連敗を3で止める 大山がV打

6回裏1死二、三塁から四番・大山がライト前に2点タイムリーで逆転
8回、生還した江越を迎える矢野監督(左)
(デイリースポーツ)
「阪神3−1DeNA」(2日、甲子園球場)
阪神が逆転勝利。引き分けを挟んだ連敗を3で止め、再び勝率を5割に戻した。4番の大山が今季2本目の決勝打。3年目の馬場がプロ初勝利を手にした。
試合は初回、先発の岩貞が先頭の梶谷に、先頭打者アーチを浴びて先制を許した。打線はDeNAの先発、平良を攻めあぐね、五回まで散発の2安打。なかなか突破口が開けなかった、六回だった。
この回、先頭の近本が右前打で出塁。糸井も右前打でつなぎ、無死一、三塁とチャンスを作った。糸井は7月28日のヤクルト戦(神宮)以来4試合、15打席ぶりの安打。さらに矢野監督は代走・島田を送ると、二盗を決めて無死二、三塁を作った。
ここでサンズは空振り三振に倒れたが、4番が意地を見せた。1−1から3球目、外角のスライダーに泳がされながら、すくい上げた打球は右前にポトリと落ちた。二走・島田も一気にホーム生還。五回まで2安打に抑えられていた平良を攻略した。
「チャンスの場面でしたし、打つだけでした。それだけです」
島田はプロ初盗塁。また、六回を無失点に抑えた馬場に、プロ初勝利の権利が生まれた。八回にはサンズの左前打から1点を追加。リードを2点に広げた。馬場はプロ3年、通算16度目の登板で初勝利。七回以降はガンケル、藤川、スアレスとつないだ。藤川は今季初ホールド、スアレスは6セーブ目を記録した。
順位は変わらないが、3位・DeNAにゲーム差なしと肉薄する。3日の休みを挟んで、4日からは今季初の9連戦を迎える。まずは首位・巨人との3連戦。先発はガルシア−藤浪−高橋の予定。伝統の一戦で弾みを付けたい。
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sports/sports/20200802144.html
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