大阪のシンボル「づぼらや」閉店へ 新世界のふぐちょうちん 創業100年
づぼらや新世界本店=大阪市浪速区で2020年2月29日午後3時22分、猪飼健史撮影
(毎日新聞)
大阪・新世界のふぐ料理店「づぼらや」が、9月に閉店することが決まった。創業100年の老舗で、巨大なふぐちょうちんが大阪の顔として知られていたが、新型コロナウイルスの影響で4月から臨時休業していた。
店側によると、1920年に「大阪で初めてふぐを食べさせる店」として開業。新世界本店(大阪市浪速区)の3階部分から、ふぐちょうちん(高さ約3メートル)がつり下げられ、通天閣をバックにした構図がおなじみだった。
ふぐ鍋の「てっちり」が人気だったが、最近は売り上げが減少していた。新型コロナの感染拡大を受け、新世界と道頓堀の計2店舗が4月8日から休業していた。いずれも再開しないまま9月15日付で閉店する予定で、店舗やふぐちょうちんをどうするかは決まっていないという。松田隆治会長(72)は「閉店の理由はいろいろある。今まで支えてくれた皆さんに申し訳ない」と話している。
よく本店を訪れたという男性会社員(46)は「大阪と言えば、このふぐちょうちんというイメージ。新型コロナの影響で、こんな名店までなくなっていくのは寂しい」と話した。【榊原愛実、森口沙織】
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