恋の特効薬

以前も書かせてもらいましたが
ウイルスに特効薬はありません
もし、特効薬があれば
世界中で風邪をひく人もいなくなるし
インフルエンザにかかる人もいなくなる
そんな薬を発明したらノーベル賞もんでしょうね
今のところ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬として
候補に挙がっているのは、
▽抗ウイルス薬レムデシビル(米ギリアド・サイエンシズ)
▽抗インフルエンザウイルス薬ファビピラビル(富士フイルム富山化学の「アビガン」)
▽抗HIV薬ロピナビル/リトナビル配合剤(米アッヴィの「カレトラ」)
▽喘息治療薬シクレソニド(帝人ファーマの「オルベスコ」)
▽皮膚エリテマトーデス/全身性エリテマトーデス治療薬ヒドロキシクロロキン(仏サノフィの「プラニケル」)
▽膵炎治療薬ナファモスタット(日医工の「フサン」など)
――など。
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/17853/
だそうです。
米国でサルを用いた小規模な実験で、
治験中の抗ウイルス薬レムデシビルが
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
に対して効果があることが証明された
というニュースがありましたが、
これ、期待しちゃいますよ
ちなみに
抗ウイルス薬とは何でしょうか?
ウイルスに対する特効薬ではありませんよ
あくまでも治療薬です
問題点として抗ウイルス薬には、こんな副作用があります
抗体価が上昇せず(獲得免疫能が低下)再感染率が増加する
ワクチンも
100%予防できるとはいえないかもしれません
インフルエンザワクチンで考えてみたら理解できますよね
インフルエンザワクチンには賛否両論あります
私の経験なんですが
今年、私の身の回りでインフルエンザに罹った人が数人いましたが
その中の2人はインフルエンザの予防接種を受けていました
予防接種して体内に免疫ができるまでにインフルエンザに罹患したのか
インフルエンザの型が違うから罹患したのかもしれません
要するにインフルエンザのワクチンは100%じゃないんですよ
ただし、予防接種として一定の効果もありますから
しないに越したことはないとも思います
それで発症を抑えることもできるでしょうし
もちろんコロナウイルスに関しては
今後、効果的な予防ワクチンが可能かもしれません
効果的な治療薬だって今後開発できれば症状を劇的に回復させることができるでしょう
(ただし、そんなに簡単に、すぐにはできません)
この新型コロナウイルス
SARSのように1年足らずほどで終息すればいいですが、
感染しても無症状、軽症の人が多くいるので
もっと時間がかかるかもしれません
それが1年なのか、2年なのか分かりませんが…
でも、いずれは、この難局を乗り越えられると思っています
人類は過去にも色んな疫病を
経験し、乗り越えてきました
今が我慢の時でしょう
長引くやもしれませんが
大型連休などに大量の人の移動など無いことを願います
ひとり、ひとりの自覚次第で
この先の未来も変わってくるでしょう
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の電子顕微鏡写真

細胞表面から出芽する新型コロナウイルス粒子を走査型電子顕微鏡にて撮影。(出芽の様子を見やすくするためにウイルス粒子をコンピューター上で青く着色しています)
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