
食い下がるサリオス(左)をゴール前で競り落としたコントレイル 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
◆第80回皐月賞・G1(4月19日、中山・芝2000メートル、稍重)
中央競馬の2020年の3冠開幕戦は、3歳牡馬18頭によって争われた。
昨年のホープフルSの覇者で1番人気のコントレイル(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父ディープインパクト)が後方追走から4角手前で浮上して、直線では同じ2歳G1馬の3番人気のサリオス(ダミアン・レーン騎手)との一騎打ちとなったが、外からねじ伏せて、デビューから無傷の4連勝で1冠目を制した。勝ち時計は2分0秒7。
騎乗していた福永祐一騎手は皐月賞初制覇で、クラシック完全制覇を成し遂げた。
2着のサリオスから3馬身半差の3着には8番人気のガロアクリーク(ライル・ヒューイットソン騎手)が入った。2番人気のサトノフラッグ(クリストフ・ルメール騎手)は5着に終わった。
福永祐一騎手(コントレイル=1着)「思っていたより位置が後ろになったので、これは大変だなと思いましたたが、この馬の力を信じて乗りました。最初は先行集団の後ろから間を割っていくイメージだった。(勝負どころで)外へ出してからは楽な手応えで、直線は突き抜ける感じ。さすがに相手(サリオス)もG1を勝っている馬ですし、簡単なレースではなかったですが、よく差し切ってくれたと思います。たくさんいい馬に乗せていただいて、クラシックをすべて勝てたことはうれしく思います。きょうはダービーのことは頭に置かずに、きょうのレースを勝つことだけを考えていたのですが、結果的にこの(後方から追い込む)形のレースになって、もっと距離があっても大丈夫だな、と思いました。ダービーが楽しみになりましたね」
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sports/20200419-134-OHT1T50083.html
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