新聖地に6万人 ボルトさんら彩り添える 国立競技場イベント
国立競技場に訪れた大勢の来場者=2019年12月21日午後2時45分、梅村直承撮影
(毎日新聞)
約6万人の観客が夜空の中に照らされた聖地で、一足早く五輪ムードを堪能した。来年の東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる国立競技場のオープニングイベントが21日行われ、スポーツ選手らが完成を祝った。
障害や性別、国籍を問わずチームを組んで競う対抗リレー「ONE RACE」では、陸上男子短距離の世界記録保持者、ウサイン・ボルトさん(33)や、男子100メートルで日本選手初の9秒台をマークした桐生祥秀選手(24)=日本生命=らが登場した。
黄色いユニホームを着たボルトさん。「生きる伝説」と言われた現役時代の鍛え上げられた肉体ではないものの、トラックを走る姿に観客は大声援を送った。ボルトさんは「素晴らしい目的のレースができて光栄。来年は日本中の歓声の中でいい記録がでると信じている」。桐生選手は「五輪のイメージトレーニングができた。寒くて今日は本気で走れなかったけれど、来年は本気で走りたい」と話した。
サッカーJリーグ、横浜FCの三浦知良選手(52)もスポットライトを浴びて登場。日本代表のブルーのユニホーム姿で天然芝の上に初めて足を踏み入れ、「この国立から皆さんと新しい歴史を作っていきましょう」と呼びかけた。
観客も競技場を囲う国産木材の軒びさしや植栽のぬくもりに触れた。「自然がいっぱいある」「座る椅子は温かみがある」。競技場を見上げ写真や映像を撮って楽しんだ。広島県の女性(48)は「コンクリートの冷たいイメージがなく温かい雰囲気がある。日本らしい」と話した。
21日午前には陸上のトラックを初めて走るイベントも開かれた。桐生選手らの先導で、抽選で選ばれた約2020人の一般ランナーがトラックを1周し、感触や雰囲気を楽しんだ。【浅妻博之、田原和宏】
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/sports
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