インフル流行のピーク早まる恐れ 患者数、昨年の5倍ペース
インフルエンザ患者の報告数推移
(産経新聞)
流行を迎えたインフルエンザの累計患者数が今月に入り、推計で約64万9千人に達し、昨年同時期(約12万4千人)の5倍を超えるペースとなっている。9〜11月に開催されたラグビー・ワールドカップの期間中に海外からウイルスが持ち込まれ、例年より早く流行を迎えたとの指摘もあり、例年1月下旬〜2月上旬のピークが早まり流行が長引く恐れがある。
厚生労働省などによると、今月1日までの1週間の全国の患者数は推計約18万4千人で前週から約8万人増加。全国約5千カ所の医療機関から報告された患者数は1医療機関当たり5・52人で、都道府県別では北海道(16・76人)▽青森(15・48人)▽石川(10・52人)−の順で多かった。
今季は九州を中心として9月に患者が急増。昨年より約1カ月早い11月15日に流行入りが発表された。例年1月以降のピークが年末年始となる恐れもある。池袋大谷クリニック(東京都豊島区)の大谷義夫院長は「例年通り3月まで流行が続けば、今季は2〜3回かかる人が増えるかもしれない」と懸念する。
治療薬をめぐっては、昨年発売された新薬「ゾフルーザ」が注目を集めるが、慎重な使用を求める声も出ている。国立感染症研究所は今年、患者から薬が効きにくい耐性ウイルスを検出したと発表。日本感染症学会は、12歳未満の子供には投与に慎重な検討を求める提言を公表している。
東北大の賀(か)来(く)満夫名誉教授(感染症学)は「患者は各治療薬の特性を聞き、納得した上で処方を受けることが重要だ」としている。
https://news.goo.ne.jp/article/sankei
/life/sankei-lif1912110027.html
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