吉田鋼太郎主演、名作映画『柳生一族の陰謀』をドラマ化
NHK・BSプレミアムでドラマ化『柳生一族の陰謀』(2020年4月11日放送)主演を務める吉田鋼太郎
(ORICON NEWS)
1978年に公開され、大ヒットした映画『柳生一族の陰謀』(深作欣二監督)が、令和の時代に再びよみがえることになった。NHK・BSプレミアムで放送する単発ドラマして製作が決定。主演は、俳優の吉田鋼太郎が務める。
映画は、徳川二代将軍秀忠の急死をきっかけに、三代将軍の擁立をめぐる骨肉の争いに巻き込まれた、柳生一族の存亡をかけた壮絶な闘いを重厚に描き上げた時代劇の傑作。「これより先、親に会えば親を殺し、仏に会えば仏を殺す…」。裏の裏をかく心理戦、けれんみたっぷりなアクション、アッと驚くどんでん返し…。映画の大ヒット後、ドラマや演劇、その他派生作品を生んだ。
今回、主演する吉田も「大学に入って芝居を始めた頃、映画『柳生一族の陰謀』を観ました。日本を代表する名優達、スター達が名を連ねる中、萬屋錦之介の圧倒的な存在感、迫力、太刀捌きに終始釘付けになり、度肝を抜かれた憶えがあります」と述懐。
映画で萬屋錦之介が演じた将軍家剣術指南役・柳生宗矩(むねのり)を、演じることについては、「身の竦むような思いです。萬屋さんには比ぶべくも有りませんが、何とか必死に自分なりの柳生宗矩を作り上げる事ができればと思っています。頑張ります!」と、意気込みを語っている。
吉田のコメントにもあるように、映画版に当時の映画・演劇・テレビ界のスターが集結したように、令和のドラマ版にも第一線で活躍する俳優たちが名を連ねることに。
主な出演者(配役)は、溝端淳平(柳生十兵衛)、岡山天音(徳川家光)、飯豊まりえ(茜)、森田望智(阿国)、山田純大(松平信綱)、波岡一喜(烏丸文麿)、荒井敦史(徳川忠長)、佐野岳(ハヤテ)、高橋克実(徳川義直)、美村里江(お福)、榎木孝明(小笠原玄信斎)、宅麻伸(土井利勝)、斉藤由貴(於江与)。
スーパープレミアム『柳生一族の陰謀』は、来年4月11日(後9:00〜10:29)、BSプレミアムで放送予定。
■あらすじ
元和9年、二代将軍徳川秀忠が急死した。大坂の陣から7年あまり。将軍の死は徳川体制に動揺を与えると、幕閣大奥の一部で秘密にされ隠蔽(いんぺい)された。何より、いまだ秀忠の後継者が決まっていなかったのだ。本来なら嫡男・家光が三代将軍を継ぐことに異論はないはずだが、実母の於江与(おえよ)が家光を愚鈍と嫌っており、弟・忠長の方が将軍にふさわしいとの声が土井利勝を中心に幕閣の間で大きくなり始めていた。
将軍の死因をいぶかる土井は忍びを使って秀忠の胃袋を調べようとするが、突然現れた者に奪われてしまう。届けられた先は将軍家剣術指南役・柳生宗矩。彼の検視により秀忠の死はヒ素を盛られたためと判明する。一体誰が…。宗矩に問い詰められた家光の小姓・松平信綱と乳母お福(後の春日局)が秀忠暗殺を白状する。将軍が家光を廃嫡する動きに出たためやむを得なかったのだと…。
宗矩は柳生新陰流の弟子・家光を将軍に据えるため陰謀を張り巡らせる。それは朝廷を巻き込み幕府を家光派・忠長派に分裂させ、柳生一族をも骨肉の争いに駆り立てる、仁義なき戦いの始まりであった。
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