
<天皇賞・秋11R>1着でゴールするアーモンドアイ(右)=撮影・久冨木 修
(スポニチアネックス)
秋の中距離王決定戦「第160回天皇賞・秋」(G1、芝2000メートル)は27日、東京競馬場で行われ、ルメール騎乗の1番人気アーモンドアイ(牝4=国枝厩舎)が優勝、今年のG1初勝利を飾り、G1通算6勝目を挙げた。
好スタートを切ったアーモンドアイはレース中も好位につけ、最後の直線で内から一気に抜け出すと3馬身差の圧勝劇となった。2着はダノンプレミアム、3着にアエロリットが入った。2番人気のサートゥルナーリアは6着だった。
勝ったアーモンドアイは父ロードカナロア、母フサイチパンドラの血統。通算成績は10戦8勝。牝馬の天皇賞制覇は2010年秋のブエナビスタ以来16頭目。牝馬としてはウオッカ(7勝)、ブエナビスタ、ジェンティルドンナ(6勝)、メジロドーベル、アパパネ(5勝)に次ぐ史上6頭目の中央G1・5勝馬となった。
鞍上のルメールは、先月のスプリンターズSのタワーオブロンドンに続き中央G1通算27勝目。昨年秋からレイデオロ、フィエールマン、アーモンドアイで天皇賞3連覇となり、異なる3頭での優勝は史上初。管理する国枝師は、このレースが中央G1通算16勝目となった。
ルメールの勝利インタビューは以下の通り。
――3馬身差の圧勝劇。
「安心しました。休み明けで馬が走りたいか分からなかったけど、アーモンドアイは素晴らしい馬なので伸びてくれた」
――ずっとインコースを走った。
「2番枠で2000メートル。別の位置にはいけないと思った。アエロリットとサートゥルナーリアの後ろでいいポジションだった。サートゥルナーリアをマークしていたが、少し早めに止まったので内側にスペースがあったので」
――殊勲の盾3連覇となった。
「平成最後の天皇賞を勝ち、令和最初の天皇賞を勝つことができて凄く嬉しい。一番大事なのは馬のこと。アーモンドアイが能力を出してくれた。みんな喜ぶと思う」
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sports/sponichi-spngoo-20191027-0231.html
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