【台風19号】洪水、13日も要警戒 下流で水位上昇の可能性
12日、台風19号に伴う高波に加え、震度3の地震を観測した千葉県館山市(納冨康撮影)
(産経新聞)
各地で記録的な大雨を降らせている台風19号は12日夜に風雨のピークを迎え、13日朝には太平洋へ抜ける見通しとなっている。だが、東京、千葉、神奈川など関東地方の大河川下流では風雨が収まった13日も洪水発生の恐れがあり、注意が必要だ。
台風19号は12日、静岡県に上陸し、神奈川県箱根町や静岡県伊豆市で観測史上1位を更新する記録的大雨をもたらした。静岡、千葉、群馬などの各県で河川の氾濫や突風による被害も出ている。
非常に強い勢力で関東地方への接近が予想されたため、首都圏では12日、鉄道各社が計画運休し、スーパーやコンビニが休業するなどの対応を取った。鉄道はおおむね13日午前中まで運休し、午後には順次、運転を再開する。流通も13日には再開され、スーパーやコンビニも営業を再開するとみられる。
ただ、都市部を流れる大河川は13日中も水位が上昇し続け、場合によっては氾濫の危険がある。神奈川、東京、千葉を流れる多摩川、荒川、利根川などの上流域では12日夜、多数の中小河川で氾濫危険水位を越えるなどの警戒情報が出ている。上流域で降った雨は中小河川を通って大河川に注ぐため、水位上昇には時間差が生じるという。
そのため、13日にかけても大河川の下流域では水位上昇の危険がある。気象庁関係者は「12日夜にかけて広い範囲で大雨となるが、13日にかけても河川の洪水危険度が上昇し続ける見込み」と警戒を呼びかけている。
https://news.goo.ne.jp/article/sankei
/nation/sankei-afr1910120051.html
- 関連記事
-
- 小室圭さんの“説明”で事態どうなる (2019/01/22)
- 年金の実質目減り、高齢者に痛手 10月の消費増税を控え (2019/01/19)
- 台風24号 日本列島直撃のおそれ (2018/09/26)
- 死者5百超、大都市と高齢者多数 高リスク医療態勢の維持に課題 (2020/05/02)
- 来週は師走並みの寒気も 急に寒くなる (2018/11/10)
- ガーゼも布も…クリップひとつで早変わり 「なんでもマスク」に問い合わせ殺到 (2020/04/05)
- <終戦の日>閣僚参拝ゼロ 2年連続、にじむ中国への配慮 (2018/08/16)
- 新型コロナ、報告の数倍以上か=拡大時の重症者数推計も―感染研 (2020/03/06)
- アトピー性皮膚炎は大気汚染も原因 東北大がかゆみを起こす仕組み解明 (2016/11/17)
- あす40度近い酷暑 台風はお盆前に接近 (2018/08/04)
テーマ : みんなに紹介したいこと
ジャンル : ブログ