109万人に避難指示=九州南部に猛烈な雨―4日朝まで、災害に厳戒
梅雨前線の影響で、九州南部では3日午後、所によって1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降り、鹿児島、宮崎両県では計約109万人に避難指示が出された。写真は開設された避難所に集まった人たち=鹿児島県姶良市【時事通信社】
(時事通信)
梅雨前線の影響で、九州南部では3日午後、所によって1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降り、鹿児島、宮崎両県では計約109万人に避難指示が出された。4日朝にかけ猛烈な雨が続く恐れがあり、気象庁は大雨特別警報を発表する可能性があると警戒を呼び掛けている。
鹿児島県は3日午後、「災害発生の可能性が高まっている」として自衛隊に災害派遣を要請した。
鹿児島県のほぼ全域と熊本、宮崎両県の一部には土砂災害警戒情報が発表された。気象庁は、土砂災害や低地の浸水、河川の氾濫に厳重な警戒を呼び掛けた。落雷や突風にも注意が必要。
避難指示が出たのは鹿児島市や鹿児島県霧島市などと、宮崎市や宮崎県日南市など。
国土交通省九州地方整備局によると、鹿児島県の大里川(いちき串木野市)と大王川(南さつま市)で堤防が決壊。境川(同)や岸本川(同)、安楽川(志布志市)でも川から水があふれ出た。
JR九州によると、九州新幹線は熊本―鹿児島中央間の上下線で運転を見合わせ、一部列車に運休や遅延が発生。日豊線や吉都線など在来線7路線でも運転を見合わせた。
鹿児島県鹿屋市・吉ケ別府では3日午後0時40分ごろまでの1時間に81.0ミリの猛烈な雨が降った。宮崎県えびの市では6月28日からの雨が1000ミリを超える記録的雨量となった。
4日午後6時までの24時間雨量は多い所で、九州南部300ミリ、九州北部250ミリ、四国と近畿、東海200ミリ、奄美150ミリ、北陸100ミリと予想される。
その後、5日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、九州南部と奄美100〜150ミリ、近畿と東海50〜100ミリ。九州南部は6日ごろまで大雨が続く見込みだ。
https://news.goo.ne.jp/article/
jiji/nation/jiji-190703X053.html
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