タイヤの常識変わる? 米GMが「空気なし」タイヤ発表
米ゼネラル・モーターズ(GM)と仏ミシュランが共同開発したエアレス(空気なし)タイヤ(GM提供)
(朝日新聞)
米ゼネラル・モーターズ(GM)は4日、空気チューブがなくパンクの心配をせずにすむ「エアレスタイヤ」を、仏タイヤ大手ミシュランと共同開発したと発表した。実地でのテスト走行を年内に始め、早ければ2024年にもGMの乗用車に装着させることをめざす。
通常のタイヤは高圧の空気で膨らませたチューブを使うが、エアレスタイヤは弾力性のあるゴムや樹脂でできた無数のスポークがホイールをぐるりと囲み、車両の重さを支えて衝撃を吸収する。
パンクの心配がなくなり安全性が高まるほか、空気圧調整などメンテナンスの手間も減る。パンクに備えた予備タイヤも不要になり、車重を軽くしたり、資源を節約したりする利点もある。
乗り心地や強度、コストなどの課題があり、これまでは一部の産業向け車両にしか使われていなかった。トーヨータイヤやブリヂストンなどほかのタイヤメーカーもエアレス技術の開発を進めている。(ニューヨーク=江渕崇)
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/
business/ASM652R7BM65UHBI00K.html
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