外国人にも人気 霊場巡りを新興宗教が勧誘に活用
提供:週刊実話
観光シーズン真っ盛り。京都や奈良といった日本を代表する古都は、多くの外国人観光客で賑わっている。
しかし、今年は去年までと少し傾向が違うようだ。
これまで外国人の奈良・京都旅行は、物見遊山的なスタイルが多かった。それが今年は神社仏閣の参拝に時間をかけ、神様、仏様の前で真剣に手を合わせる外国人の姿が目立つという。
「こういうたら何ですけど、日本人よりマジメに手を合わせてる外人さんがいてますから。マナーも悪くない。日本の宗教の本質を理解する歓迎すべきことですよ」(奈良・春日大社の職員)
神社仏閣の神秘性に間近に触れる目的の外国人は、欧米、それも個人旅行で来ている人に多いそうだ。
「欧米ではスピリチュアルなものへの関心が高まっていて、それがネットを通じて拡散し、静かなブームになっているようですね」(宗教ライター)
清水寺といえば、京都観光の定番だ。ここでも日本人、中国人が足早に立ち去るのに対し、熱心に御本尊に手を合わせる、若いアメリカ人のカップルがいた。話を聞けば、アメリカでは神秘体験スポットの一つとして清水寺が紹介されているとのこと。
「旅行会社の中には、ツアーのオプションとして『霊場巡り』コースを設けるところも出てきており、おおむね好評のようです」(同)
ただ、最近問題になっているのは、「霊場巡り」が新興宗教の信者獲得や、霊感商法の勧誘の隠れ蓑に使われている疑いがあること。もちろん、ターゲットは参加する日本人だ。
「外国人観光客が一緒だと、安心感があるようですね。人気スポットを回って、最後は自分たちに関係している所へ連れて行く。入信に傾く確率は高い」(同)
奈良方面では、御代替わりに関連した皇室ゆかりの霊場を巡る企画もあるという。主催者側には、カルト系や霊感商法に関連した団体名も挙がっており、警察当局も関心を示している。
https://npn.co.jp/article/detail/95012096/
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