元世界王者が「おにぎり屋」店主に 山中竜也さん、第二の人生をスタート/BOX
大阪・北新地にオープンするおにぎり専門店の店主となる元世界王者の山中竜也
(サンケイスポーツ)
プロボクシングの元WBO世界ミニマム級王者で昨年8月に硬膜下血腫のため引退した山中竜也さん(24)が店主を務める、おにぎり専門店「おにぎり竜」が19日に大阪・北新地にオープンする。17日に試食会を行った山中さんは「新たな目標と夢ができた。これからはおにぎりのチャンピオンを目指す」と意気込みを語った。
カウンター10席の店内は屋台をイメージしたアトホームな造り。おにぎりの具材は23種類と豊富で、山中さんお勧めは現役時代にも食べていたという卵黄の「乱王醤油」。大分県産の濃い黄身で知られる卵の「蘭王」を4日間だし醤油につけ込んだ自慢の一品で1個300円とリーズナブルな値段となっている。
お米は「おにぎりには一番合う」とすべて山形県産の「つや姫」を使用し、のりは有明海産というこだわり。おにぎりのほか一品料理、おでん、お酒も楽しめる。
元世界王者と「おにぎり」という意外な取り合わせだが、山中さんの現役時代のニックネームは「おにぎり君」。名付け親は同じジムの先輩で元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏。「おにぎりみたいな顔しとるな、とずっと呼ばれていました。ボクシングを辞めてから何をしようかと考えていたけど、これだと思った」と“天職”ともいえる転職に笑みを浮かべた。
高校には進学せずにプロボクサーとなった山中さんは2017年8月に世界初挑戦でWBO世界ミニマム級王座を獲得。2度目の防衛に失敗した18年7月の試合後、硬膜下血腫が認められ、JBC(日本ボクシングコミッション)の規則で自動的にライセンスが失効し、引退を余儀なくされた。早すぎる引退となったが、日本でも有数の歓楽街の北新地で第二の人生をスタート。元世界王者は「新地で店主なんて試合と同じくらい怖いけど、誰もがゆっくりくつろげる店にしたい」と張り切っている。
https://news.goo.ne.jp/article/sanspo
/region/sanspo-box1904170002.html
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