ロボット掃除機が火災の原因か 都内で相次ぐ

NHKニュース&スポーツ
自動的に部屋の中を動き回ってごみを吸い取るロボット掃除機が、近くにある電気ストーブに接触して火災につながったとみられるケースが、東京都内で2件相次いでいたことが分かりました。
東京消防庁によりますと、去年12月、東京都内のマンションで電気ストーブがソファーに接触してソファーの一部が焼ける火事がありました。
東京消防庁が原因を調べたところ、当時、部屋の中には人はおらずロボット掃除機が運転している状態で、掃除機が近くの電気ストーブに当たってストーブを50センチほど移動させ、ソファーに接触したことで火が出たとみられることが分かりました。
再現実験を行ったところ、実際にロボット掃除機が電気ストーブを押すようにして移動させたり、電気ストーブのコードを巻き込んだりする様子が確認できたということです。
同じようにロボット掃除機が原因で起きたとみられる火事は、今月に入っても1件確認されています。
いずれもすぐに消し止められ、けが人はいませんでした。東京消防庁はロボット掃除機を使う際には、近くにある電気ストーブのコードを必ず抜くなどの対策を取ってほしいと呼びかけています。
東京消防庁予防部調査課の西村太作消防司令補は「これまでになかった火災事例で注意が必要だ」と話しています。
【ロボット掃除機ユーザーは】ロボット掃除機をよく使うという40代の女性は、「ロボット掃除機が電化製品のコードを巻き込んでしまい、ひやっとしたことがあります。火災につながることもあるかもしれないので気をつけたいです」と話していました。
また、先週ロボット掃除機を購入したばかりだという30代の女性は、「まだあまり使っていませんが、この時期は空気も乾燥していて火災も起きやすいので、使う時は気をつけたいです」と話していました。
また、これから購入を考えているという40代の女性は、「映像を見るととても怖いです。自分も気をつけなければいけないと思いました」と話していました。
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/
nation/nhknews-10011808691_20190208.html
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