インフル猛威、今後はB型増加 流行要因不明
インフル猛威、今後はB型増加 流行要因不明
全国のインフルエンザ患者数(1医療機関当たり)が1日、集計の始まった平成11年以来、過去最多となったことが明らかになった。
検出されたウイルスは現在、A型が多くなっているが、例年2月頃からはB型の患者が増え始める傾向がある。1人が複数回罹患(りかん)するケースもあり、引き続き警戒が必要だ。
インフルの患者数は例年、1月下旬~2月上旬にピークを迎える。前半はA型、後半はB型の報告数が増える傾向に。厚生労働省によると、直近5週間の検出ウイルスは、平成21年に新型として流行したA型が50%、A香港型が49%と拮抗(きっこう)する形で、2種類のA型が同時に流行している。
今後流行が予想されるB型は高熱が出ないこともあるなど、「ただの風邪」と勘違いして対応が遅れることも懸念される。症状は軽くても感染力は強く、抗体は別なのでA型に一度かかった人が感染する可能性もある。
東北大の賀来満夫教授(感染症学)は今シーズンの流行の要因は不明とした上で、「国内では昨冬、A型とB型の同時流行が起きるなどこれまでと違う動きも出てきている。訪日外国人客増加の影響、家庭や高齢者施設での予防状況なども踏まえ、流行を防ぐ有効な対策の在り方を考えていく必要がある」と指摘している。
産経新聞
http://news.livedoor.com/article/detail/15961485/
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