LCCピーチと製菓会社、行政がモモを使ったグミを商品化
ピーチ機内で先行販売されているUHA味覚糖の人気グミ菓子「コロロ Peach」。和歌山県紀の川市の特産品「あら川のモモ」のピューレを使用しているという=田尻町のピーチ・アビエーション本社
(産経新聞)
関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションが、製菓大手のUHA(ユーハ)味覚糖(大阪市中央区)とコラボし、和歌山県紀の川市の特産品「あら川のモモ」のピューレを使用したグミ菓子「コロロ Peach(ピーチ)」を商品化した。来年1月下旬から本格販売の予定だが、ピーチ機内で先行販売したところ、人気を集めている。(谷田智恒)
ピーチの社名でもあるモモは古来、アジアで縁起が良い果物とされる。紀の川市のモモ畑は花が咲く頃には「桃源郷」と称され、近年はアジアを中心とした大勢の外国人観光客らが訪れる人気スポットになっているという。
そこで、国内だけでなくアジア圏で高い人気を集めるグミ菓子「コロロ」シリーズを手がけるUHA味覚糖と、“モモ”つながりでピーチ、紀の川市が関西の魅力を発信しようと手を組み、製菓大手とLCC、行政による異色のコラボが実現した。
コロロシリーズはフルーツ果汁を使用して「まるで果実のような贅沢(ぜいたく)食感」とうたっており、数年前には「白桃」が商品化されている。今回は新たに「あら川のモモ」のピューレをふんだんに使用してフルーティーな味わいに仕上げ、パッケージにはピーチ社のロゴと機体画像を採用した。
ピーチでは来年の本格販売に先駆けて、今月から国内・国際線全路線で先行の機内販売を開始。関空〜鹿児島、関空〜福岡で乗務した客室乗務員によると、担当機によっては一瞬で売り切れるほどの人気商品になっているという。
同社のウェブサイトや機内に搭載しているパンフレットで、和歌山県や紀の川市出身の客室乗務員らが新商品をアピールしている。ピーチ広報グループ課長代理の長谷川遥さんは「コロロは外国人観光客が“爆買い”しているアイテムで、ヒットするだろうと期待している。地元・関西の魅力発信に協力したい」と話している。
商品は40グラム入りで、価格はピーチ機内販売200円、一般小売価格は130円の予定。
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/
trend/sankei-wst1812150003.html
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