架空請求、瞬時に見破る 撃退アプリ開発 埼玉弁護士会の弁護士ら
スマートフォンでアプリの登録画面を表示する川目武彦弁護士=さいたま市浦和区で2018年12月4日、山寺香撮影
(毎日新聞)
埼玉弁護士会の川目武彦弁護士(40)らが、人工知能(AI)を使い、架空請求の疑いがあるはがきなどを瞬時に見破るスマートフォンのアプリを開発した。川目弁護士は「弁護士などに相談するのに抵抗がある人も気軽に利用してほしい」と呼び掛けている。
身に覚えのない請求書やはがきなどをスマホで写真撮影してアプリで送信すると、過去の詐欺事案で使われた文面などのデータを蓄積したAIが数秒間で判定し、「架空請求の疑いが濃厚です!」などと表示する。AIによる判定が難しい場合は、弁護士らが写真を確認してラインで通知する。
アプリ名は「Scam Detector(スカム ディテクター)」で、川目弁護士と東京都内のプログラマー、大久保康平さん(38)が共同開発した。
川目弁護士は架空請求の相談を多く受けているが、専門知識があれば文面などから比較的容易に見破ることができると気づき、AIの活用を考えた。「サービス開始後もデータを蓄積すれば、将来的には人間よりも高い精度で判定できる可能性もある」と話す。
無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通じて無料で利用できる。アプリの入手は(https://company.kakuseikyu.com/)から。【山寺香】
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/
mainichi-20181205k0000m040240000c.html
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