〔熱中症〕6月25日から7月1日の7日間で3473人搬送、搬送者数が前週に比べ約5倍増

レスキューナウニュース
総務省消防庁は3日、熱中症による救急搬送状況(速報値)を公表しました。
6月25日から7月1日の7日間における全国の救急搬送者数は3473人で、前週(667人)に比べて2806人増加し、前年同期(1221人)と比べて2252人増加しました。
傷病の程度別では、初診時において死亡が確認された人は3人で、前週(0人)に比べて3人増加しました。また、3週間以上の入院加療を必要とする重症者は81人で、前週(11人)に比べて70人増加しました。
年齢別では、満65歳以上の高齢者が444人で、全体の53.2%を占めています。
発生場所別では、住居が1323人と最も多く、全体の38.1%を占めています。
また、都道府県別では、埼玉県が334人と全国で最も多く、次いで東京都が278人、大阪府が248人となっています。
気温や室内の温度が高い状況下では、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなることによって、体温の上昇・めまい・立ちくらみ・体のだるさ・頭痛・吐き気などの症状を呈し、重症化すると、けいれんや意識の異常など、様々な障害を引き起こします。こまめな水分・塩分の補給、扇風機やエアコンの利用などにより、熱中症の予防に努めましょう。
https://news.goo.ne.jp/article/rescuenow/
nation/rescuenow-00000006936178.html
■熱中症による全国の救急搬送状況(2018/6/25〜7/1・速報値)
・救急搬送者数:3473人
※前週比2806人増、前年同期比2252人増
<日別>
・6/25(月):457人
・6/26(火):385人
・6/27(水):377人
・6/28(木):313人
・6/29(金):400人
・6/30(土):656人
・7/1(日):885人
<傷病の程度別> ※初診時の状況
・死亡 :3人
・重症 :81人
・中等症:1170人
・軽症 :2196人
・その他:23人
<年齢別>
・18歳未満:428人
・18〜65歳:1197人
・65歳以上:1848人
<発生場所別>
・住居(屋内外を含む):1323人
・工事現場や工場などの仕事場:359人
・農・畜・水産作業の仕事場(田畑・海など):100人
・教育機関:215人
・屋内(飲食店・病院・劇場など):249人
・屋外(競技場・屋外駐車場など):461人
・道路:566人
・その他:200人
<都道府県別> ※上位5都道府県まで
・埼玉県:334人
・東京都:278人
・大阪府:248人
・愛知県:192人
・千葉県:168人
◆総務省消防庁|熱中症情報
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList9_2.html
※総務省消防庁は、上記Webサイトに熱中症の予防啓発コンテンツを設置し、熱中症の予防を呼び掛けています。
https://news.goo.ne.jp/article/rescuenow/
nation/rescuenow-00000006936178.html
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