どろんこ祭りに1万人 15周年記念で結婚式も開催、新郎新婦も泥まみれ 高崎
どろんこ結婚式に参加、カップル手つなぎ走で泥まみれになってゴールした新郎新婦=3日、高崎市吉井町(橋爪一彦撮影)
群馬県高崎市吉井町多比良の田んぼで3日、恒例の「どろんこ祭り」が開かれ、約1万人が梅雨入り前の晴れた日曜日を楽しんだ。
15周年記念イベントとして、今年初めて企画された「どろんこ結婚式」には、米国出身の新婦を含め5組のカップルが参加。新郎新婦は泥まみれになりながら、大勢の観客に祝福された。(橋爪一彦)
この日の正午、どろんこ結婚式は田んぼ脇の特設ステージで行われた。5組のカップルがそれぞれ永遠の愛を誓い、リングを交換。主催する実行委員会が用意した「どろんこケーキ」に入刀した。
田んぼで収穫されたコメのライスシャワーを浴びて祝福されたカップルは、タキシードとドレスを着たまま田んぼに入り、「カップル手つなぎ走」に挑戦。
手をつないだカップルが一斉にスタートすると、飛び散った泥水で新婦の白いドレスがみるみる茶色に染まっていった。必死に駆ける姿に、会場から歓声があがった。
ゴールとともに泥に倒れ込み、真っ黒になった地元出身の新郎、関拓哉さん(25)は「どろんこ最高! 新婚生活のいいスタートになった」と叫んだ。
米国テネシー州出身の新婦、ジェシカ・パールさん(27)は「滑って転ばないよう一生懸命に走って楽しかった」と息を弾ませていた。
どろんこ祭りは、家族の絆を強めようと、地元の有志が中心となり、田植え前の田んぼを使って開催。
親子手つなぎ競争に参加した高崎市の鵜沢結花ちゃん(7)は「お母さんと手をつないで走っていたら、靴が脱げてしまった」と涙ぐんだ。
ウナギのつかみ取りも行われ、いつもは静かな山間の田んぼは、にぎやかな歓声に包まれていた。
産経新聞
http://news.livedoor.com/article/detail/14810383/
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