「もうやめにしよう」…恵方巻き大量廃棄、チラシで異議
「恵方巻きを昨年実績で作ります」と、ヤマダストアーが出した広告(同社提供)
朝日新聞デジタル
「今年は恵方巻きを昨年実績で作ります。欠品の場合はご容赦を」
恵方巻きの大量廃棄が問題となるなか、兵庫県のスーパーがこんなチラシ広告を出した。
結果的に客からの苦情はなく、支持する内容の電話やメールが相次いだという。
広告を出したのは、兵庫県姫路市を中心に8店舗を展開するヤマダストアー(兵庫県太子町)。1日に出した、節分用の太巻きや餅を宣伝するチラシに大きな文字で「もうやめにしよう」と記し、「成長しなきゃ企業じゃない。けど、何か最近違和感を感じます」と続けた。
中野篤・店舗運営部長によると、恵方巻きの売り上げはここ数年、右肩上がり。ただ、ここ数年はSNSで大量廃棄が問題となり、従業員から「このまま突き進んでいいのか」という声が出た。「スーパーでは『去年より多く作る』のが常識。欠品も怖い。ただ、人口減の時代、増やし続けるのは限界がある。スーパーが夜遅くまで開いていて、品ぞろえが豊富なのは当たり前という時代は終わりつつあるのでは」。そんな問題意識から、今年の恵方巻きは「昨年実績」とすることに落ち着いたという。
8店舗のうち、3店舗では数を読み切れずに作りすぎてしまったものの、他の5店舗では完売。欠品に対する苦情は特になく、逆に激励の電話やメールが多く届いたという。「消費者の意識が変わりつつあるのを実感しました」と中野さんは話す。(仲村和代)
http://news.livedoor.com/article/detail/14258054/
- 関連記事
-
- 場所取り・花粉対策も不要「エア花見」 ビール会社提案 (2017/03/31)
- 【女だらけの北区補選】「ゆづか姫はセクハラ?」「選挙違反だ!」選挙ポスター巡り大舌戦 (2020/06/29)
- スルガ銀行、モンテローザ、財務省など…ブラック企業大賞「ノミネート企業」発表 (2018/12/06)
- 韓国への輸出規制に「ざまあみろ」は言い過ぎとは言えない過去の出来事 (2019/07/14)
- 551の豚まん、恒例のハート形 バレンタインにどうぞ (2019/02/04)
- 平成最後の朝、各地でイベント 「心から笑える時代に」 (2019/04/30)
- 3年連続は初!高級生食パン専門店が食品部門で、ヤフー検索大賞を受賞 (2019/12/05)
- 「一部は在宅、残りは出社」が社員の不満のもとに? 「不公平」「仕事を頼みにくい」などの声 (2020/06/10)
- 専門医に聞け! Q&A 見た目の若さと健康との関係 (2019/04/14)
- 「マジかよ、『なろう』最低だな」小説投稿サイト「小説家になろう」が19年続いた山形の小説講座の名称変更を求め、ファンどん引き (2016/03/16)
テーマ : みんなに紹介したいこと
ジャンル : ブログ