小林製薬の「消臭元」ギネス世界記録に認定
(左から)ギネス世界記録公式認定員・石川佳織さん、小林製薬・小林章浩代表取締役社長(10日、大阪市内)
(Lmaga.jp 関西のニュース)
40年以上にわたって芳香・消臭剤市場を牽引し続けている「小林製薬」(本社:大阪市)のロングセラーブランド「消臭元」が、2016年に世界でもっとも売れた「液体タイプの芳香・消臭剤」として、ギネス世界記録に認定。その認定証授与式が10日、大阪市内でおこなわれた。
ろ紙むき出しが特徴の「消臭元」が生まれたのは、当時固形ゲルが主流の時代。「サワデー」が好調だった同社内では「見た目がスマートでない」など反対意見が多数あったが、小林一雅社長(現・代表取締役会長)が周囲を説得して、1995年に発売にこぎつけたという。
発売されると、1カ月半〜3カ月も消臭効果と香りが長持ちするお得感と形状のユニークさから、生産が追いつかないほどに大ヒット。「トイレの消臭元」に加え、「お部屋の消臭元」を発売した翌1999年には年間売上60億円を突破するなど、ロングセラーブランドに成長。2016年は86億8300万円を売り上げた。
同社長の小林章浩代表取締役は「これからも消臭にこだわり、革新的な新製品を開発しまして、親子2代で使っていただけるようなブランドを目指していきたい」と話した。また、同社のギネス世界記録認定は、2014年の「ブルーレット」売上No.1認定に次いで2例目。これに対し公式認定員の石川佳織さんは「1つの企業の異なる商品で、世界一として発表させていただく機会はめったにない」と説明した。
https://news.goo.ne.jp/article/lmaga
/region/lmaga-00031138.html
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