イエスタディ・ワンス・モア Yesterday Once More
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あれは何時だったか忘れたが、
英語の授業で、この歌を訳せとか、歌えとか
言われたような気がするような、しないようなwwww
英語の授業で取り上げられるぐらい、
カレン・カーペンターの英語の発音は綺麗で
格好のお手本なんでしょう。
しかも歌は上手い、声も良い、曲も良いわけだし。
しかし、カーペンターズは、あまりにポピュラー過ぎて
取り上げるのも今更なんだが、意外にも俺は、
カレン・カーペンターは好きな歌手だったりする。
32歳の若さで亡くなったカレンだが、
彼女は常に「太っている」という強迫観念に襲われていたらしい。
いつしか摂食障害を併発し、晩年は拒食症と過食症の症状を繰り返し、
急性心不全で、あっけなく亡くなってしまった。
彼女の死で「拒食症」という病気があるんだと、俺は初めて知った。
それぐらい、当時は、世間に認知されている病気じゃなかったんですね。
カレンが亡くなる数年前に、
ロックンロールの王様、エルヴィス・プレスリーが
ドーナツの食いすぎで死んだという噂があったんだが、
カレンの訃報をニュースで知って、
ふと、エルヴィスのことを思い出したのは記憶にある。
カレンの死後に、お兄さんが来日して、
日本のテレビ番組に出て、涙ながらに
生前のカレンの想い出など語っていたのを見たのも
うっすらと記憶にある。
初めて「イエスタディ・ワンス・モア」を聴いたときは、
どうってことないポップスだなあ
なんて思ってたんだが、
数年後に、何気に聴いていて、ふと、カレンは歌が上手いんだと
気が付いたのでした。
ジョン・レノンが世界一美しい声と絶賛したとか、
歌い始めて、初めて歌のレッスンに行ったときに、トレーナーに
あなたには何も教えることがない
と言われたとか、
そういうエピソードも納得してしまうぐらい、
彼女には天性の素質があったんですね。
歌の才能と引き換えに…
っていうわけじゃないだろうけど、
彼女は「太ってる」というコンプレックスというか
強迫観念に一生付きまとわれたわけです。
実際は「太ってる」っていうほど太ってないんだけど、
本人は周りが冗談めかしていう
デブなんて言葉にも過剰反応したり
ショックを受けてたのかもしれない。
女の子には冗談でも
「デブ」とか「ブス」なんて
言っちゃいけないんだなと
そう思った俺でした。
そんなこと思いながら
この曲を聴くと、歌詞が胸に沁みたりする。
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