太宰治「斜陽」、最終回の直筆原稿など発見
見つかった「斜陽」最終回の冒頭の原稿 【読売新聞社】
(読売新聞)
作家、太宰治(1909〜48年)の代表作の一つ「斜陽」の連載最終回の冒頭の直筆原稿をはじめ、二葉亭四迷や島崎藤村の小説の原稿、石川啄木や菊池寛の手紙など約30点が新潮社の関係者宅から見つかった。
調査した早稲田大の中島国彦名誉教授は「文芸誌『新潮』などにゆかりがある原稿類を中心とし、点数も多い。近代文学の貴重な資料だ」としている。
今回の資料は、新潮社の佐藤俊夫元会長が長く保管していた。
「斜陽」は、「新潮」で1947年7月号から10月号に掲載された。今回の原稿は9月号と10月号の冒頭の2枚ずつ。「斜陽」は、200字詰め直筆原稿計521枚を日本近代文学館(東京都目黒区)が所蔵しており、6枚が所在不明になっていた。見つかったのは、そのうちの4枚という。
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/enter
tainment/20171025-567-OYT1T50026.html
- 関連記事
-
- 捕獲報奨金の詐欺が横行する“鹿肉商売”の闇 (2017/06/17)
- ヤンマー、船酔い抑える船開発 車のサスペンション技術を応用 (2020/02/24)
- LINE Payカード、申し込み多数で発行が渋滞、「春の超Payトク祭」が影響 (2019/03/21)
- コンビニでは正月に何が売れる? ローソンの担当者に聞いて分かった驚きの事実 (2019/01/02)
- 吉野家、鶏すき丼にゴキブリ混入 HPでおわび (2019/02/05)
- 夏目漱石の成績表を発見 旧制一高時代、哲学クラストップ (2019/01/08)
- 老後2000万円深刻…「お金貯めなきゃいけないから子供作らない」と若者が言い出す (2019/06/15)
- 「いきなり!ステーキ」の一瀬社長「悪い口こみが店を台無しにします」直筆のメッセージが再び話題に (2020/01/19)
- 今年100周年の「カルピス」、原液を販売し続ける理由は? 最適な濃度って? (2019/07/06)
- 専門性高くても非正規ばかり 「学芸員」の報われない現実 (2017/05/03)
テーマ : みんなに紹介したいこと
ジャンル : ブログ