世界奪取の村田諒太「泣いていません」友人・エンダムに「彼の分の責任を伴って戦う」
相手陣営が無駄なダメージを嫌って、これ以上続けても判定が不利だと判断したんでしょうか。
TKO勝利ですが、文句なしに村田の圧勝だったと思います。
有効打をもらっても、なかなか倒れないエンダムも、タフなボクサーでしたね。
7回終了のTKOで勝利してガッツポーズする村田(カメラ・矢口 亨)
◆報知新聞社後援 プロボクシング世界戦 ▽WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦 ○村田諒太(7回TKO)アッサン・エンダム●(22日、東京・両国国技館)
WBA世界ミドル級1位・村田諒太(31)=帝拳=が、同級王者のアッサン・エンダム(33)=フランス=に勝利し、世界タイトルを奪取した。第7ラウンドが終わり、第8ラウンドが始まる前にエンダムサイドが試合続行を諦めた。
5月の世界初挑戦ではダウンを奪いながら1―2と不可解な判定で敗れた相手へのダイレクトリマッチに勝利し、1995年12月の竹原慎二以来2人目の日本人ミドル級世界王者、日本人初の五輪メダリスト世界王者となった。
勝利インタビューでフジテレビ・田中大貴アナ(37)から「初めて泣いている姿を見ました」と言われると村田は「泣いていません。ダイキさんが幻覚をみただけです」と必死に否定。「(プロ)デビューしたときにこの両国(国技館)で全然良くない試合をして、見捨てられると思ったけれど、これだけ多くの人が見に来てくれた。ありがとうございます」と話した。
世界初挑戦で敗れてから5か月。「追いかけ回すじゃないですか、怖いですよ。でもやることが決まっているので…。一歩踏み出すことが大事」と複雑な心境を吐露した。
再び対戦したエンダムには「友人です。初めてできた友人だと彼も言ってくれたけど、僕もそう思っている。これは高校の恩師が言っていたんですが、ボクシングは相手を踏みにじってその上で自分が上に立つ。だから勝つ人間はその責任が伴うんだと言われました。彼の分の責任を伴って、これからも戦いたい」とライバルに敬意を評した。
世界チャンピオンになってもおごりはない。「4団体ある。僕より強いミドル級のチャンピオンがいることもみんな知っていると思います。そこを目指して頑張ります」と堂々と宣言した。
◆再戦の経緯 前回は村田がエンダムから4回にダウンを奪い攻勢な試合運びをしたが、1―2の判定負け。不可解な判定が物議を醸し、翌日にWBAのメンドサ会長が自身のツイッターで自分の採点(117―110で村田を支持)を出すなど再戦指令を出し、8月3日に異例のダイレクトリマッチ決定が発表された。WBAは村田の負けを採点したジャッジ2人を6か月の資格停止処分にするなど異例の措置も取った。
http://news.livedoor.com/article/detail/13784755/
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