初代カツオは大山のぶ代!『サザエさん』声優の歴史が意外すぎる!?
今年で放送48年目に突入した国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)は、ギネス記録にも認定された世界一の長寿アニメ番組。長期にわたって放送されているので、当然各キャラクターの担当声優の交代は何度も行われている。しかし、『サザエさん』の声優の歴史をあらためて振り返ってみると、いくつかの知られざる事実があった。
まず、サザエさん一家の中で、放送開始当初から声優が代わっていないのは、サザエ役の加藤みどり(77)とタラちゃん役の貴家堂子(76)の二人だけ。最近では、2014年に波平役の永井一郎(享年82)が亡くなり、茶風林(55)に交代。翌2015年にはフネ役の麻生美代子(91)が降板して、寺内よりえ(64)に代わったことで、立て続けに初期メンバーが減ってしまった。
そしてマスオさんの声優の増岡弘(81)は「初期メンバーなのでは?」と思う人がいるかもしれないが、実は増岡は二代目のマスオ。放送開始から78年までは、近石真介(86)が担当していた。
1998年に、カツオの声優が高橋和枝(享年70)から冨永みーな(51)に代わったことを記憶している人は多いはず。しかし、初代カツオ役は高橋和枝ではなく、『ドラえもん』(テレビ朝日系)の声優でおなじみの大山のぶ代(83)だったことは、案外知られていない。ちなみに大山は、放送開始からわずか3か月でカツオ役を降板している。
さらにマスオの同僚のアナゴさんの声といえば、独特の低音ボイスが特長の若本規夫(71)の印象が強いが、実は彼も二代目。初代アナゴさんは『ドラえもん』のジャイアン役でおなじみの、たてかべ和也(享年80)が担当していた。他にも、ノリスケ、タイコ、伊佐坂先生、花沢さんなどもすでに声優が代わっている。
世界一の長寿アニメ番組として記録を更新中の『サザエさん』。これからも末永く続いていってほしい作品だ。
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