35歳から地方移住ってどう?彼氏の田舎へのIターンで知った現実
近年、IターンやUターンで田舎に住むことに憧れる人も多くいますが、実際にはいいところも大変なところもあるようです。
35歳の頃に、東京から離れて彼氏の住む長野へ追いかけて行ったKさん(42歳)。長年住んだ東京とは違い、また自分にとっては知り合いのいない町で暮らす選択をしたのは大きな決断だったはずです。詳しく聞いてみました。
◆相手はしっかり見極めるべし!
Kさんの場合は、東京で付き合っていた彼氏が、実家の母が病気になり帰ることになりました。その当時はついて行かずに遠距離恋愛を2年ほど続けていました。
「結婚で相手方の田舎に行く女性には、絶対に勧めたいのが、すぐについて行かずに何年か離れて暮らして見極めることですね」とKさんはアドバイスします。
数日間彼氏の実家に泊まりに行く生活を年に4~5回は繰り返していたとのことですが、それには訳がありました。
「泊まりがけで数日いると、絶対に、旦那の家族だけではなく、地元の友だちなんかを紹介されますよね。そこで、私の知らない旦那の過去や地元での立ち位置を見るんです」(以下、コメントはKさん)。
「もし、クソヤンキーだったり、変にパシリ扱いされてたらもう最悪ですよね(笑)」。旦那さんは、適度に先輩や後輩など友だちが多く、女性の友だちが少ないことにほっとしたと話してました。
そんな生活が2年ほど続いた後に、「ここなら住める」と決心したようです。
◆仕事が少ない!こだわりを持たずとにかくやるしか…
Kさんは学生時代は設計について学んでいました。卒業後、不動産関係で設計の部署に配属されましたが、その後、異動が多く、最終的には畑違いの部署になりました。
「正社員だったのはその頃だけで、結構、若い時に仕事に対する希望を捨てていたので、その会社を辞めてからは、派遣とかを繰り返して資格をやたら取ることをしていましたね」
こだわりがなかったからか、田舎に移住してからは何でもやってみたのですが…。
「いかんせん、仕事が少ない! 何でもやりますよというスタンスですが、パートやアルバイト一つとっても1日5時間程度の仕事しかなかったりします」と、田舎で定職を見つけることの大変さを痛感。
彼女が入籍自体が遅かったのは、安定した定職を得てからと考えていたためだったそうです。
「田舎なんで、生活基盤がちゃんとしてるというのを見せないとなかなか体裁悪いですよね。39歳でようやくパートから正社員になったので籍を入れました。まあ、その後に解雇されましたけどね(笑)」
◆子どもがいないと友だちも減少。料理SNSで友達作り
「自分たちは子どもも特に欲しいとは思っていなくて、だから余計に友だちもできなかったですね」
職場は解雇になってから、仕事探しをしながら1年経ってしまいました。確かに知らない土地に来て、職も失ってからは、ママ友を作るという道もなければ、新しい出会いなどはまったくありません。
「旦那の友だちはほとんど男性だし、何かイベントごとでもない限りは新しい知り合いができないので、できるだけ近所でマルシェのイベントやマクロビのワークショップがあったら参加するようにしています」
そして新しく出会った人たちに向けて、自分を知ってもらうようにとSNSで料理をアップすることに…。
「最近になってようやくですよ、料理のSNSで主婦の友だちが増えて来たのは」とのこと。そのお陰で、最近では、何らかのイベントで料理チームとして呼ばれたりするようになったそうです。
いい年代になると、知り合いのいない地域で新たなコミュニティーを作るのは自分から動くバイタリティがないと大変なことのようです。
<TEXT/タケダマコ>
http://news.livedoor.com/article/detail/13467079/
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