女性自衛官の動画公開の米兵 日本の法律及ばない可能性も

ある白人男性とアジア系女性の性的な動画が、海外の無修正動画サイト上に流出し大騒ぎとなったのは6月3日頃。騒ぎになった理由は男性が米軍兵士で女性は陸上自衛官だったからだ。
動画は男性が公開したものだった。3年前に自衛隊の駐屯地で知り合って、交際を開始した女性と、米軍の軍用トラック内に設置されたベッドで初めて行為に及んだ──などと、2人の初体験についての“告白”まで英語で添えられていた。
当初複数あった動画は現在すべて削除されているが、静止画は女性の名前とともに公開されたままだ(6月8日現在)。全裸でベッドに寝そべっている画像、バニーガールのコスプレをして挑発的なポーズを取っている画像、観光地と思われる場所での記念写真など様々である。中には女性が陸上自衛隊の迷彩服を着ているものもあり、胸元には漢字表記の苗字も写ってしまっている。
しかし、なぜこのようなプライベート画像を男性はネット上に公開したのか。流出した画像の中には陸自隊員と思しき男性の画像も含まれていた。そこにはこんなコメントが書き込まれていた。
〈ある日、彼女の携帯からこの写真を見つけ、彼女が陸上自衛隊のオフィサー(士官)と浮気していることを知った。腹が立ったぜ! 彼女を問い詰めると、オフィサーと肉体関係にあることや週末にデートを重ねていること、さらに“たぶん彼との子を妊娠している”と打ち明けた〉
〈オフィサーは既婚者だが、彼女はそのことを気にしないそうだ。彼女は彼のアソコが欲しくてたまらないだけなんだ!〉
この説明が事実なら、この画像は、フラれた腹いせの「リベンジポルノ」だった可能性が高まる。
2014年11月に施行された『リベンジポルノ防止法(私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律)』では、「誰の写真なのか」が特定できる方法で、性的な写真や動画を公表すれば、3年以下の懲役または50万円以下の罰金を科すとされている。
だが、彼が米兵であれば日本の法律が及ばない可能性もある。在日米軍司令部に問い合わせたところ、「その件については情報がない」(広報部)との回答だった。女性が現在も在籍していると見られる駐屯地は次のように答えた。
「在籍の有無も含めてプライベートなことのため、何もお答えすることはできません」(広報班長)
自衛隊は在日米軍に対して抗議などの対応を取るのだろうか。防衛省・陸上幕僚監部に聞いた。
「インターネット上でそのような情報が出回っていることは把握しております。現在、事実関係を確認しており、その後の対応は未定です」(広報室)
悪意を持って“国家機密”を流出させた卑劣な行為は許されるものではない。社会問題化しているリベンジポルノが国際問題に発展するかもしれない。
※週刊ポスト2017年6月23日号
http://news.livedoor.com/article/detail/13201396/
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