自衛隊の若手隊員はヒゲの脱毛を強要されている!?
「ローカルルール」なるものは、さまざまな業界内にも存在するものだ。外から見ると、「そんなことして何の意味が……?」というような、奇妙で業界内になんとなく存在する慣習の実態に迫った。
ヒゲは剃り残し厳禁。若手隊員の間で脱毛が慣習化
組織として秩序を重んじる自衛隊には、規則や慣習が数多く存在する。でも、なかには「なぜ?」と疑問に思うものも多い。
「ベタなところでは『雨が降っても傘をささない』ですね。これはいつどこで何が起きても対応できるように両手を自由にしておくためです。ただし、雨足が強いときには雨衣を着用して任務や訓練を行います。それでも十分ずぶ濡れになりますけどね(笑)」(38歳・男性・陸上自衛官)
夜間や冬場は体が冷えてキツそうだが、確かに傘で片手が塞がっては作業にならない。
ちなみに身だしなみには細かいルールがいくつもあり、特に隊員たちを悩ませているのがヒゲに関するものだという。
「部隊で異なりますが幹部以外は基本NG。それでいて宿舎では毎朝剃る時間がなく、剃り残しは厳禁。そのため、ヒゲ脱毛をする隊員が増えた結果、若手隊員が先輩から髭の脱毛を強要されるようになったんです。ただ、洋上の海自は水が貴重なので、陸自や空自に比べるとヒゲにはやや寛容です」(34歳・男性・航空自衛官)
https://nikkan-spa.jp/1311780
そんな自衛官たちだが、ほとんどの隊員はネックレスを着けているとか。問題ないのだろうか?
「ドッグタグという識別票でオシャレ目的ではありません。ただ、これと別にカギを首から下げている隊員も多い。実は、コレは私物を保管しておくロッカーのカギ。銃弾薬などの紛失とは違うので懲戒処分にはなりませんが、失くすと始末書の提出と上官のお説教、さらに筋トレなどの罰があるため、肌身離さず持つようにしているんです」(31歳・男性・陸上自衛官)
一方、いかにも体育会系の自衛隊らしいこんな慣習も。
「慰安旅行に行くと、露天風呂で肩を組みながら隊歌を斉唱していました。もちろん全裸のままです。さすがに最近はこんなバカなマネをする部隊も減っていますけどね(笑)」(40歳・男性・陸上自衛官)
部隊の結束力を深めるのにはよさそうだが、このノリについていけない隊員にはツラそうだ。
●奇妙な慣習
ロッカーのカギをネックレスとして身に着けている
― 業種別[職場の奇妙な慣習]がヤバすぎる! ―
https://nikkan-spa.jp/1311780/2
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