二人でお茶を Tea for Two
![]() | Tea for Two Cha Chas (2010/03/09) Tommy Dorsey 商品詳細を見る |
もともとは、ミュージカル曲なんですけどね。
JAZZスタンダードって、様々なんですよね。
JAZZミュージシャンが作曲したものが、
スタンダード化したり、
映画音楽や、ミュージカルを
JAZZミュージシャンが取り上げて、スタンダード化したものもありますね。
JAZZのスタンダードの、基本中の基本である「枯葉」
なんかは、元々はシャンソンですし、
「ウェイブ」や「イパネマの娘」や「マシュ・ケ・ナダ」なんかはボサノヴァですからね。
こういった素材(楽曲)を、いかに演奏するか、
っていうのが、JAZZの醍醐味というか、
ミュージシャンの腕の見せ所だったりするんですね。
そういう意味で、この「二人でお茶を」も、
やりがいのある曲だったりします。
やりがいがある、っていうことは、
結構難しいっていうことでもありますねwwww
「二人でお茶を」も、様々なバージョンがあるので、
いろいろ聴いてみたらいいと思います。
演奏するミュージシャンの解釈や、アレンジなんかで、
その人の性格とか、癖とか、考え方なんかが
理解できるかもしれません。
「二人でお茶を」(ふたりでおちゃを、英語: Tea for Two)は、1925年のヒット・ソングである。
ヴィンセント・ユーマンスがアーヴィング・シーザーの台本に曲付けしたミュージカル『ノー・ノー・ナネット』(英語: No, No, Nanette)で使用された。
原作では、ヒロインのナネットが第2幕において、恋人役のトムと共に、
自分たちの行く手を思い描いて歌う曲として扱われる。
解説
曲は、変イ長調からハ長調への唐突な転調を含み、旋律は付点四分音符と八分音符の組み合わせが散見される。
アレック・ワイルダーはこのような特色について、舞台劇のヒット・ソングを特徴づける要素ではないとしながらも、
それでも「二人でお茶を」が大成功をおさめたことを認めている。
余談だが、歌詞についてシーザーは、スティーヴ・アレンのラジオ番組に出演した際に、
間に合わせのつもりで作ったとほのめかした。
「二人でお茶を」はジャズのスタンダード・ナンバーとなり、数多くカヴァーが存在する。
その中でも、トミー・ドーシー楽団によるチャチャチャ・バージョンは有名である。
これは、1958年にトップ・テン入りした後、2005年にマクビティ・ビスケットのCMに採り上げられて再び脚光を浴びた。
別の有名な演奏には、アート・テイタムが1939年に録音した例がある。
ビバップ様式の演奏家では、セロニアス・モンクが、原曲のコード進行に手を入れ、
旋律を複雑にしたものを1952年に録音し、自作の「スキッピー(英語: Skippy)」として発表している。
アニタ・オデイは「二人でお茶を」を持ち歌にしており、1958年のニューポート・ジャズ・フェスティバルにおける彼女の歌唱は、このヒット・ソングの解釈の最高峰の一つとして認められている。
1927年にソビエト連邦の作曲家、ディミトリー・ショスタコーヴィチは管弦楽曲として編曲し、「タヒチ・トロット」の題名で発表した。
「二人でお茶を」は、1995年のBBCのコメディ番組 “Next of Kin” のテーマ曲にも転用された。
日本では、味の素グループのテレビCMに利用されている。
二人でお茶を Wikipedia
俺の好きなアート・テイタムさんのバージョン
セロニアス・モンク
超有名なトミー・ドーシー楽団のバージョン。聴いたことある人も多いでしょう。
アニタ・オディさんの一世一代の名演。ニューポート・ジャズ・フェスのステージ。
映画「真夏の夜のジャズ」で見たなあ…
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