「日経新聞記者がAV女優だった」 週刊文春の記事にネット上は批判殺到
「日経新聞の記者がAV女優だった」そんな話題が紹介されたのは、10月2日に発売された「週刊文春」(文藝春秋)の記事でのこと。その後、彼女が慶応大学から東大の大学院に進学した才女であることや、AV女優・佐藤るりとして活動していたこと、既に日経新聞社を退社していることや、父親がその道ではかなり高名な大学教授であることなど、そして、現在は社会学者の鈴木涼美として執筆・研究活動に勤しんでいることなど、現在、実に多くの「暴露ネタ」がニュースサイトなどでも取り上げられているが、こうした「暴露ネタラッシュ」に、ネット上からは批判的なコメントが数多く寄せられている。
「ある意味、安定の週刊文春w」
「過去暴露とか身内暴露とか最悪だよな」
「まさにおま言うの典型」
「下衆の極み」
「AV女優が記者になったらあかんの?」
「朝日とのバトルで世論を味方につけたと誤解してるからこういう調子こくんだよ」
「日経をディスりたかったんだろうけどまんまと失敗したな」
「この子、ちゃんと自分なりに主張してるから大したもんだと思うぜ?」
「もし記者として有能なんだったら別にいいんじゃねえの?」
「佐藤るりを かなりよく知ってる時点で、記者もお世話になったことあるんだろ?」
「ジャーナリズムとか称して職業差別とかw」
「こんな与太話をスクープだとか言っちゃえる時点でね」
・・・と、多くのユーザーが、この記事を掲載した週刊文春に対して、「品がない」とし、「過去をほじくり返して騒ぐだけで能がない」「今を見ていないのにジャーナリスト気取り」などといった手厳しい声が相次いだ。
昔から「職業に貴賎なし」というように、特定の職業について、ネガティブな報道を行うことは、メディアとしてはもとより、一個人としても、その品性を疑われる行為であることは言うまでもなく、そうした意味で言えば、「日経新聞記者はAV女優だった! 70本以上出演で父は有名哲学者」という見出しで堂々を記事を出すこと自体が、そこに登場している「日経新聞記者」「AV女優」「哲学者」というそれぞれの職業について、報じ手側が何らかの「貴賎」を設定していると疑われても、否定できない行為であると言える。
現在、社会学者として活動している一人の女性の「過去」や「家族」について、あろうことか、「スクープ扱い」で声高に叫んでしまった週刊文春による今回の記事。どうやらこの記事によって明らかとなってしまったものは、そうした彼女を取り巻く事情だけではないようだ。
文・今岡憲広
http://news.aol.jp/2014/10/06/bunshun/
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