ブラックバイトを高校生が訴えた結果…従業員4千人の労働条件が改善

21日深夜放送の「NEWSな2人」(TBS系)で、ブラックなバイト先を訴え、示談金を勝ち取った男子高校生が取り上げられた。
番組では「現役高校生が怒りの訴え!」と題し、NEWS・小山慶一郎が、ブラックバイトと闘った高校3年生の條大樹さんをインタビューした。和食レストランのチェーン店でアルバイトをしていた條さんが訴えた結果、給料3カ月分以上の示談金を勝ち取ったという。
條さんによると、当たり前だと思っていたバイト条件のいくつかに、実は問題があったというのだ。それは、ショッピングモール内にあったレストランと、制服に着替える更衣室が離れていたそうで、この着替えと移動に毎回約8分かかっていたとか。だが、この時間が時給に含まれていなかったそうだ。過去の判例によれば、制服着用が義務付けられた職場の場合、準備も労働時間とみなし、賃金の支払いが命じられているという。
また、従業員用の靴代2千円を最初の給料から強制的に引かれていたそうだが、これは労働基準法で禁止されているとのこと。その他、給料計算は15分刻みで加算される仕組みで、忙しい日にシフト終了後も14分間働いても、その労働時間分はサービス残業になったというのだ。だが、本来時給は、1分単位で計算しなくてはならず、これも労働基準法に違反していたという。
そこで條さんは、ユニオン(合同労働組合)に加入し、団体交渉権を行使してバイト先のレストランを訴えたそうだ。條さんは「僕が動けば、もっとブラックな人とかが、立ち上がりやすくなるんじゃないか」と、当時の思いを語っていた。
一方で、団体交渉中もバイト先には出勤しなくてはならず、職場のムードはピリピリしたものだったらしい。だが條さんが行動したことで、職場の和食レストラン全店でその後、従業員およそ4千人の労働条件が改善されたということだった。
http://news.livedoor.com/article/detail/12970639/
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