挑発なら北朝鮮に懲罰=中国抜きで対処も―米副大統領、韓国首脳と一致
ペンス米副大統領(左)は17日、黄教安大統領代行とソウルで会談。16日早朝、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を試みるなど強硬姿勢を取り続ける中、新たな挑発には「強力で懲罰的な措置」を取る方針で一致した。【AFP=時事】
(時事通信)
【ソウル時事】訪韓中のペンス米副大統領は17日午後、黄教安大統領代行(首相)とソウル市内で会談した。訪韓直前の16日早朝、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を試みるなど強硬姿勢を取り続ける中、新たな挑発には「強力で懲罰的な措置」を取る方針で一致した。副大統領は、中国が北朝鮮の挑発阻止に力を尽くさないなら、中国抜きで対処すると改めて表明した。
黄代行は会談後の共同記者発表で、北朝鮮の核・ミサイルの脅威は「一段と高度化」していると指摘。これに対応するため、「(米同盟国への「核の傘」の提供を柱とする)拡大抑止を含む抑止力の向上を図り、(韓米)防衛態勢を強化していくことにした」と述べた。
副大統領は、オバマ前米政権の「戦略的忍耐」政策は終わり「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と北朝鮮に重ねて警告。「いかなる攻撃も防ぎ、核兵器や通常兵器の使用には圧倒的かつ効果的に対応する」と強調した。米軍によるシリア攻撃やアフガニスタンでの強力爆弾投下にも言及し、「北朝鮮はトランプ大統領の決意や米軍の力を試すべきではない」とけん制した。
中国については「トランプ大統領と私は、中国が北朝鮮に対し適切に対応すると確信している」と述べながらも、「中国が北朝鮮に対処できないなら、米国と同盟国が対処する」と語った。また、在韓米軍への最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備を進める方針を確認。中国による韓国への「経済的報復」には懸念を示した。
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