エアジン Airegin
ソニー・ロリンズ作曲の「エアジン」
初出はマイルス・ディヴィスの1954年のアルバム
「バグス・グルーブ - Bags Groove 」に収録されている。
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ジャケットに表記されたパーソネル名だけでも
思わず聴きたくなるwww
タイトル曲は、マイルスのバックでモンクがピアノを弾かなかったというエピソードを持つ
“クリスマス喧嘩セッション”で有名である。
このアルバムにはテナーサックスでソニー・ロリンズが
全面的に参加、作曲もしている。
有名な話だが、エアジンという不思議なタイトルは、単に
ナイジェリアの綴りを逆さまにしたものである。
いろいろ勘ぐる向きもあるが、単なる言葉遊びだろう。
アルバム収録曲には、同じくロリンズの曲で有名な
「オレオ」も収録されているが、
これも単に「オレオ・マーガリン」から
曲名をつけただけらしい。
まあ、そんなもんなんでしょうね。
エアジンはロリンズ作曲であるが、
ロリンズ自身は自分のアルバムでは演奏していない。
マイルス自身は1956年のアルバム「クッキン - Cookin' 」でも
演奏している。
ちなみに、このときのテナーサックスは、ジョン・コルトレーン。
こちらの演奏も有名。
![]() | クッキン (2014/10/08) マイルス・デイヴィス 商品詳細を見る |
あと、エアジンといえば、
ギターのウエス・モンゴメリーの演奏が有名だろうか。
因みに私が初めて聴いたエアジンも
ウエスのアルバムからでした。
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ギターでいえば、グラント・グリーンもエアジンをやってます。
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