NASAが募集した「宇宙飛行士のうんち問題」に良アイディアぞくぞく!
うんちでも、うんこでも。
長年NASAを悩ませている問題、それは宇宙飛行士のうんちどうしたらいいかな問題。地球にいようが宇宙にいようが、人間であることに変わりなし。さすれば出る、どうしたって食べたら出るのがうんち。緊急時に宇宙服内での排泄をどうすべきか、この問題についてNASAが賞金3万ドルでアイデアを公募していましたが、先日、優秀賞が発表されました。
クラウドソーシングサイトHeroXを通して行なわれたコンペティションは、クラウドソーシング史上最多応募を記録する盛況ぶり。2万を超える人/チームから5,000件以上ものアイディアが寄せられました。最優秀賞(1万5,000ドル)を獲得したのはThatcher Cardonさん。
Cardonさんのアイデアは、うんちを宇宙服内にキープするのではなく、いかに上手く外に排出するかを考えたもの。ヒントになったのは、自身が体験した低侵襲手術でした。「腹腔鏡検査や関節鏡検査、心臓学で用いる血管系技術をヒントにしました。非常に小さな開口部から驚くようなことができますから」「動脈のカテーテルを通じて心臓弁を取り替えることが可能なわけですし、うんちをちょちょっとするくらいできるはずでしょう」ネタ元のNPRにて、そう語ったCardonさん。彼の考えた宇宙服にはエアロック(気密口)が設けられており、ここから専用アイテム(オムツなど)を膨らまし、排泄を済ませ、それを宇宙空間に排出するという仕組みになっています。
2位(1万ドル)は、空気圧を利用したKatherine Kinさん&Stacey Marie Louieさん&Tony Gonzalesさんチーム。宇宙服を人間が袖を通す部分と排泄物をキープする部分とで分けるというアイデア。3位(5,000ドル)はHugo Shelleyさん、ウェットスーツとパンツを足して2で割ったような宇宙服で、排泄物をドライに保つというアイデアでした。
近い将来、宇宙でのうんちに頭を悩ますことがなくなるといいですね。食べたらだすのが人間だもん!
image: studiostoks / shutterstock.com
source: NPR, Market Wired
参考: HeroX
Rhett Jones - Gizmodo US[原文]
(そうこ)
http://news.livedoor.com/article/detail/12703597/
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