ゼリーにアルコールが!? 子どもに食べさせない方がよいもの3つ
“乳児ボツリヌス症”といって、1歳未満の赤ちゃんには、ハチミツや黒糖などの食品に混入したボツリヌス菌の芽胞を食べさせてはいけない……赤ちゃんが食べてはいけない物があるということをご存知の方は多いと思います。
しかし、“子どもに食べさせてはいけない食べ物”があるのを知っている人は意外と少ないはず……。
そこで今回は、食生活アドバイザーの資格を持つ筆者が、無意識のうちに食べさせていないか気をつけてほしい、“子どもが食べてはいけないもの”についてご紹介したいと思います。
突然、子どもが体調不良や中毒を起こしてしまうことがないように、ぜひとも知っておいてください。
■NG1:銀杏(ぎんなん)
今の時期になると、いちょう並木の下に転がって独特な臭いを漂わせている銀杏ですが、子どもに食べさせる時に気をつけてほしいことがあります。
銀杏はビタミンが豊富で栄養もあり、食べたらクセになる美味しさですが、食べ過ぎると中毒症状を引き起こすことがあります。
人によっては大人でも5個くらい食べただけで、下痢などの症状が出てしまうことがあるので、子どもが食べる際は少量にしておきましょう。
そして公園などで遊んでいる時に、銀杏を素手で触ってしまうと強アルカリ性の成分によって皮膚が荒れますので気をつけてください。
■NG2:アルコールが入っている洋菓子
子どもにアルコールがダメということはわかっていますが、気がつかないうちに摂取してしまっているというケースがあります。特に気をつけたいのが“洋菓子”です。
菓子類には洋酒などが使われているものがあり、飲料ではアルコールが1%以上含まれているものには“酒類”の表示が義務付けられていますが、菓子類には表示する義務がありません。
なので洋菓子を買う時は店頭で確認したり、原材料の表示をよく見たりするなどの注意が必要です。
ゼリーやパウンドケーキ、チョコレートに洋酒やブランデーが多く使われていることがあるので、子どもに与える時にはアルコールが使用されていないか、よく確認をしてからにしましょう。
ちなみにワインを使ったシチューや、アサリの酒蒸しのようなアルコールを使った料理は、ぐつぐつと煮ている間にアルコール分はほとんど蒸発してしまい、香りやうま味などだけが残るので子どもも安心して食べられます。
■NG3:果物の種
かぼちゃの種など食べられる種もありますが、それとは逆に食べてはいけない種があるのをご存知ですか?
実はリンゴや桃、サクランボの種には、毒性の物質を発生させる可能性がある成分が含まれているのです。
「いくらなんでも種なんか食べないでしょ!」と思うかもしれませんが、サクランボなど、自分で種を取り除いて食べるものは誤って飲み込んでしまったり、面白半分にガリガリ食べてしまうこともあるので注意が必要です。
以上いかがでしたか? その他にもトマトのヘタの部分やアジサイの葉など、まだまだ中毒性がある食べ物は身近に沢山存在します。
よちよち歩きでなんでも口に入れてしまう時期のお子さんがいるご家庭の親御さんは、特に目を光らせて気をつけて見てあげて下さい。
(ライター やまさきけいこ)
http://wooris.jp/archives/228580
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