「輸入」は「ゆにゅう」とは読まない!? 意外な漢字のホントの読み方
日本語の文章で使われる文字は漢字、ひらがな、カタカナの3種類で、難しいのが漢字。読み間違えてしまうことも珍しくありません。読み間違えが多い漢字としては早急(さっきゅう)、出生率(しゅっしょうりつ)、古文書(こもんじょ)、貼付(ちょうふ)、上意下達(じょういかたつ)、未曾有(みぞう)などがよく知られていますが、中にはアッと驚く意外なものもあります。
たとえば漏洩、刺客、憧憬、稟議、捏造。最初から順に「ろうえい」「しかく」「どうけい」「りんぎ」「ねつぞう」。ほとんどの人はそう読むでしょう。しかし、これらは本来の読み方とは違う慣用読み。正しくは「ろうせつ」「せっかく」「しょうけい」「ひんぎ」「でつぞう」なのです。
ただし、今は慣用読みだから間違いと、単純に言えなくなっていることも事実です。こうした読み方が世の中に定着して、本来の読みを駆逐。辞書にも慣用読みのほうが採用されるようになっているからです。次の(1)~(3)も慣用読みが浸透し、本来の読み方がすたれてしまった言葉です。本来はどう読む?
(1)輸入
(2)消耗
(3)必須
答えは続きを読む!
出題:浜川卓也
http://taishu.jp/22685.php
答え:(1)しゅにゅう (2)しょうこう (3)ひっしゅ
ちなみに、施行(せこう)も、本来は「しこう」って読みが正しいらしいが、
「しこう」だと試行と同音になるから間違えやすいので、あえて「せこう」と音読するようになったとか。
- 関連記事
-
- 【難読駅名クイズ】「神戸」「東浪見」「大谷向」ほか関東編 (2015/01/21)
- お相撲さん、お給料もらえるのはたったの70人!? (2015/11/10)
- 「姫はじめ」の由来 「姫飯を食べるから」「火水はじめ」等 (2015/01/01)
- 江戸時代 粋な男と女の「色恋実話集」 (2014/12/28)
- 知ってた? 大相撲の土俵は毎場所「手作り」!! (2015/11/11)
- 「宇宙」は、はたしてどれだけ広大なのか? (2016/07/14)
- 八百万の神々が年に一度旧暦10月に出雲に集まる理由とは何か (2014/11/24)
- 水戸光圀 実は助さん格さんより大柄だった可能性も (2016/07/23)
- その数●個!? ホタテガイには「目」があった! (2016/07/18)
- ナチス・ヒトラーが発明したもの (2011/02/07)
テーマ : みんなに紹介したいこと
ジャンル : ブログ