えっ…叩いちゃダメ?7割の人が知らない「布団の正しい干し方」ポイント5つ
毎日快適な環境で眠れていますか? 睡眠をとることは、体を休ませるために最も大切といっても過言ではないでしょう。
よい睡眠をとるための条件は、いろいろな事があげられますが、その中でも寝具ははずせません。毎日ふかふかのおふとんで寝ることができたら、日々の疲れも癒されそうですね。
そこで今回は『プラネット』が行った「寝具に関する意識調査」を参考に、2級建築士である筆者が、安眠のための“ふとんの干し方のポイント”を5つお伝えします。
■ふとんの手入れ方法をわかっていない人が多数!
自身の使うふとんのお手入れ方法について「知っている」と回答した人はわずか5.8%で、「あまり自信がない」39.1%、「知らない」31.7%と、ふとんのお手入れ方法についてよくわかっていない人が実に7割にものぼることが判明しました。
それでも普段のケアとしては、「外干ししている」人が54.8%でダントツ1位。続いて「寝室の換気を行う」21.2%、「ふとん乾燥機を使う」18.0%、「室内干し」16.3%となりました。
外干ししていない人が半数近くいて、その理由としては花粉や黄砂などの外気の問題があげられます。今回の調査にはあがりませんでしたが、都心部では“干す場所がない”というのも1つの問題ですよね。
■ふとん外干しのポイント
ふとんを外干しする最大のメリットは、寝ている間にかいた汗などの湿気を逃がすことです。そのため、乾燥した晴れた日に干すのがおすすめです。
ふとんをさらに快適に干すために、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。
(1)時間帯にこだわる
時間帯としては、日の当たり始めた午前中から2時過ぎくらいまでがおすすめです。午後3時を過ぎると湿気が増えてきますので、それまでにとり込みたいところです。
また、晴れの日でも前日に雨が降っていた場合は湿度がありますので、避けたほうがよいでしょう。
(2)シーツはかけたまま
生地を傷めないために、シーツはかけたまま干しましょう。
(3)布団干し袋を利用する
布団干し袋は、外気からの汚れを防いでくれます。今の時期ですと花粉対策にもなります。
また、ふとん干し袋は黒っぽいものがほとんどですが、黒は光を吸収しますので、太陽光が当たった黒い布団干し袋は吸熱して50~60℃ほどになります。ダニは50℃以上で死滅するといわれていますので、ダニ対策としても有効なのです。
(4)叩かない
よく天日干ししたふとんを叩いている人がいますが、強く叩くと生地や詰め物を傷めることになってしまいます。表面を払う程度にとどめましょう。
(5)素材によって干す頻度を変える
ふとんの素材によって干し方が異なります。
綿や合成繊維の場合は週に1~2回で片面2時間程度を両面の計4時間、羊毛の場合は週に1回程度で片面2時間程度を両面の計2時間、羽毛の場合は月に1~2回で片面1時間程度を両面で計2時間を目安に行いましょう。
■ふとんを外干しできないときは
天候や外気、環境の問題で外干しできない場合は、やはりふとん乾燥機がおすすめです。
ふとん乾燥機では天日干しした太陽の香りは期待できませんが、天日干し並の効果を得ることができます。ダニ対策においては、高温でふとんを乾燥させるため、普通にふとんを外干しするよりずっと効果が高いといえるでしょう。
また、現在売られているふとん乾燥機は多機能で、衣類や靴の乾燥機能や、アレルギー対策がなされているものもあります。
■ではベッドは?
同調査では、“ふとん派”と“ベッド派”は約半々だということがわかりました。
ベッドに関しては、外干しはできませんよね。しかしベッドもふとん同様、汗などで湿気がたまっています。
ベッドの場合は、マットレスを壁などに立てかけて、窓を開けて風通しをよくしましょう。マットレスもこうして干すことで、カビなどを防ぐことができます。
いかがでしたでしょうか? 寝具は正しくケアすることで、長持ち度合も変わってきます。そしてそれは睡眠の質にも影響を及ぼします。
自分と家族の快眠のために、しっかりとお手入れしたいですね。
http://news.livedoor.com/article/detail/11513069/
(ライター 沖田かへ)
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