謹賀新年 2021
中国「千人計画」に日本人、政府が規制強化へ…研究者44人を確認
(読売新聞)
海外から優秀な研究者を集める中国の人材招致プロジェクト「千人計画」に、少なくとも44人の日本人研究者が関与していたことが、読売新聞の取材でわかった。日本政府から多額の研究費助成を受け取った後、中国軍に近い大学で教えていたケースもあった。政府は、経済や安全保障の重要技術が流出するのを防ぐため、政府資金を受けた研究者の海外関連活動について原則として開示を義務づける方針を固めた。
情報流出恐れ
読売新聞の取材によると、千人計画への参加や表彰を受けるなどの関与を認めた研究者は24人。このほか、大学のホームページや本人のブログなどで参加・関与を明かしている研究者も20人確認できた。
千人計画に参加した理由については、多額の研究費などが保証され、研究環境が日本より魅力的だとする研究者が少なくなかった。
44人のうち13人は、日本の「科学研究費助成事業」(科研費)の過去10年間のそれぞれの受領額が、共同研究を含めて1億円を超えていた。文部科学省などが公開している科研費データベースによると、受領額が最も多かったのは、中国沿岸部にある大学に所属していた元教授の7億6790万円で、13人に渡った科研費の総額は約45億円に上る。
米国は千人計画について「機微な情報を盗み、輸出管理に違反することに報酬を与えてきた」(司法省)などとして、監視や規制、技術流出防止策を強化している。海外から一定額以上の資金を受けた研究者に情報の開示を義務づけているほか、エネルギー省は同省の予算を使う企業、大学などの関係者が外国の人材招致計画に参加することを禁止した。重要・新興技術の輸出規制の強化も検討中だ。
日本では現在、千人計画への参加などに関する政府の規制はなく、実態も把握できていない。政府は米国の制度などを参考に今年中に指針を設け、政府資金が投入された研究を対象に、海外の人材招致プロジェクトへの参加や外国資金受け入れの際には開示を義務づけることを検討している。
今回確認された44人の中には、中国軍に近い「国防7校」に所属していた研究者が8人いた。うち5人は、日本学術会議の元会員や元連携会員だ。
中国は民間の最先端技術を軍の強化につなげる「軍民融合」を国家戦略として推進し、最新鋭兵器を開発・導入するとともに、日本周辺でも覇権主義的な行動を強めている。日本政府は軍事転用可能な技術が中国に流出すれば、日本の安全保障環境の悪化につながると強く懸念している。
国防7校のうち、「兵器科学の最高研究機関」とも呼ばれる北京理工大には4人が所属。「ロボット研究センター」で、人工知能(AI)やロボット工学、ロボット製造に活用できる神経科学などを研究・指導していた。同センターは、弾道ミサイルの誘導や軍民両用ロボットなどを研究してきたとホームページで説明している。
同センターに所属していた研究者は、読売新聞の取材に、「私の研究も、大学で進むロボットの研究も、軍事転用は可能だ」と語った。民間技術と軍事技術の線引きは困難だと指摘する研究者もいた。
北京航空航天大にも4人の日本人が所属していた。同大は、大量破壊兵器であるミサイル開発の疑いがあるとして、貨物や技術の輸出時には経済産業省の許可が必要な「外国ユーザーリスト」に記載されている。
同大に所属する宇宙核物理学の研究者は、「軍事転用される危険性はどんなものでもある」としつつ、「教えているのは基礎科学の分野で、軍事転用とは最も距離がある。経産省の許可も得ている」と強調した。
◆千人計画=世界トップの科学技術強国を目指して、外国から優秀な人材を集める中国政府や省当局などの人材招致プロジェクト。国家レベルでは2008年から実施されている。中国の人材招致プロジェクトに参加した外国の研究者らは、米国や欧州を中心に、2018年までに7000人を超えるとされるが、中国側は近年、計画への参加者を明らかにしていない。
◆国防7校=中国の国家国防科学技術工業局の監督下にある北京航空航天大、北京理工大、ハルビン工業大、ハルビン工程大、南京航空航天大、南京理工大、西北工業大の7大学。中国の「軍民融合」戦略の担い手で、中国軍の兵器開発とつながりが深いとされる。
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/
world/20201231-567-OYT1T50192.html
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史上初の無観客開催 紅白歌合戦が届けた「歌の力」
第71回NHK紅白歌合戦(NiziUの歌唱シーン)
(スポーツ報知)
大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」が無事終了した。総合司会の内村光良が「『第1回無観客紅白歌合戦』です」と語っていたように、コロナ禍で史上初の無観客開催となり、例年とは様相が変わった。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底するため、関係者の入場も最低限となった。29、30日両日のリハーサル取材も記者1人、カメラマン2人しかNHKホール内に入れず、リモート取材。当日も、例年はNHKホール内で取材活動は出来ていたが、入場禁止の“厳戒態勢”。出番前の緊張感あふれるシーンや盛り上がり、出演者同士の意外な交流など舞台裏を目撃できなかったのは残念だが、「紅白で感染者を出してはならない」(関係者)の言葉は当然で納得でもある。
無観客開催を逆手にとる形での演出は成功したのだろうか。NHKホールをメインに据えながら、密をさけるため、101スタジオ、オーケストラスタジオも活用。また審査員ルームも別に設置。NHKホールでは1階の客席の半分以上をつぶしてステージを広げた。
事前収録も「紅白ディズニースペシャルメドレー」やYOSHIKI、玉置浩二など企画枠を中心に5ステージ。“生中継”も嵐とYOASOBIの2組。無観客だから事前収録や生中継が増えるのではと予想していたが、思ったよりも少なく、NHKがライブ感を大事にしていたことが分かった。
テーマの「今こそ歌おう みんなでエール」。例年のように出演者が総出となる“お祭り的”な演出は出来なかったが、それがなかった分、より一層、歌唱に集中することができたのではないか。観客の拍手や歓声、反応がなく盛り上がりに欠けた面もあったが、スペシャルゲストとしてリモート出演で何度か登場した北島三郎の率直なコメントがスパイスにもなった。
近年頻発していた「メドレー」も減少。後半からフィナーレに向けて、氷川きよしの度肝を抜く躍動感あるステージや、トリを務めた福山雅治の「家族になろうよ」、大トリ・MISIAの「アイノカタチ」など圧倒的な歌唱力でシンプルに楽曲を楽しめ、歌の持つ力を見せることになったと思う。
令和元年の2019年の紅白は史上最低の世帯視聴率37・3%(第2部=ビデオリサーチ調べ、関東地区)に終わったが、ステイホームで在宅率も高く、18年以来、2年ぶりの40%台突破は確実だろう。(記者コラム)
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/enter
tainment/hochi-20210101-OHT1T50039.html
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