大盛りあがりGO 2020年11月03日
FC2ブログ

ドラマで出演者紹介の順番を決める難しさ 「友情出演」「特別出演」の本当の意味

s_dailyshincho-675468.jpg
「共演NG」出演の中井貴一と鈴木京香

(デイリー新潮)

 中井貴一(59)と鈴木京香(52)が共演するテレビ東京の連続ドラマ「共演NG」が始まった。元恋人同士であるため、長く共演NGだった男女の役者の物語。だが、現実のドラマ界では、出演者紹介の際の順番が、制作陣と出演者の間で折り合わず、出演が流れることが多いという。どういうこと?

 第一線で活躍する役者だったら、「番手」に拘らない人はいないという。番手とは、ドラマの冒頭や終了時に表示される出演者紹介の順番である。

「自分より格下だと思っている役者のほうが、番手が上だったら、その仕事は断るのが役者。番手を気にせず仕事を引き受ける役者なんていない。番手が全てと言っても過言ではないほどの世界」(大物俳優と大物女優らのマネージメントを経験した芸能プロダクション幹部)

 ドラマを見る側としてはピンと来ないが、役者たちにとって番手とは、将棋界における段位、相撲界の番付、あるいはサラリーマン社会における序列に匹敵するものらしい。

 最初に紹介される役者の番手は「アタマ」と呼ぶ。主演である。最後に名前が出る役者は「トメ」で、準主演か大物俳優の定位置。アタマの次の2番目に名前が出る役者は「2番手」。準主演かそれに次ぐ立場だ。

 以下、「3番手」、「4番手」、「5番手」と続く。番号が若いほうが良い扱いとされている。また、名前の表示が複数であるより、単独で名前が出るほうが良い。

「ほかに『中トメ』というものある。中トメも別格の扱いで、3番手や4番手などの名前が一通り出た後、ベテラン役者などの名前が目立つ形で表示されることを意味する。同じく良い扱いなのが、トメの1つ前の『トメ前』。これもベテラン役者らのポジション」(同・芸能プロ幹部)

 なるほど…。試しに「半沢直樹」(TBS)の初回から第4話の番手を確認してみた。アタマは当然、堺雅人(47)だ。2番手は上戸彩(35)。これも納得である。

 3番手は及川光博(51)、4番手は片岡愛之助(48)、5番手は賀来賢人(31)と続く。番手は役者の格だけで決まるわけではなく、出番の多さや役の重さも考慮して決められるというから、やはり得心した。

 中トメは柄本明(71)。これに異論のある人はいないはず。キャリアも作品内での存在感も十二分だったのだから。

 トメは香川照之(54)で北大路欣也(77)はトメ前。北大路は唯一の「特別出演」だった。

 キャリアや役の重さを考えると、北大路がトメでも良かった気がするものの、香川も一流の役者であり、しかも出番が圧倒的に多かった。それで北大路は特別出演だったのか……。

 番手を付けるのが難しい時、制作陣が使う必殺技が、「特別出演」「友情出演」なのだそうだ。

「例えば3番手で出演を依頼されて、それを断った時などに、制作陣は『では友情出演でどうでしょう』と言ってくる。別格扱いにするということ。また、トメでも出る意味を感じないので断ると、『特別出演にしますから』と持ち掛けられる。最初から気を遣われて、特別出演を提案されることもある。北大路さんの場合、役者としての実績は香川さんより遥かに上だけど、香川さんも売れっ子だし、役が重い。なので、北大路さんにはトメ前の特別出演で演じてもらったのだろう」(同・芸能プロ幹部)

 ちなみに役者側から「友情出演や特別出演にしてくれ」と希望することはまずなく、基本的には制作陣側から言い出すものなのだそうだ。制作陣がその役者にどうしても出演してもらいたい時、この武器が使われることが多いという。

 現在放送中のドラマだと、「ルパンの娘」(フジテレビ)の藤岡弘(74)が中トメで特別出演。主演の深田恭子(37)の恋人・瀬戸康史(32)の祖父役だ。出演陣の中で藤岡のキャリアは突出しているから、これも合点がいく。

「主演が若く、そこへベテランが加わると、特別出演が増える。ベテラン出演者の番手を補い、バランスを採らなくてはならないから」(同・芸能プロ幹部)

 逆に主演が超大物だと、特別出演も友情出演もなくなるそうだ。

「例えば高倉健さんが生きていて、その主演作品に出る場合、制作陣から『特別出演にしましょう』と言われたって、みんな辞退する。健さんより特別な役者なんて、まずいないのだから。友情出演も同じ。健さんの作品に友情で出るなんて失礼に当たる」(同・芸能プロ幹部)

 ちなみに故・渡哲也さんの場合、特別出演を拒むことがあることで知られた。「みんなと同じ立場でいたい」というのがその理由だ。ただし、渡さんのようなケースは珍しいという。

過去には名優が大激突した例も
 過去にはNHKのドラマで名優2人が番手をめぐり、大激突したこともあった。1人が単独でアタマになるか、それともダブル主演にして、アタマに2人の名前を並べるかで紛糾した。昭和期を代表する女性脚本家の作品だった。

 なぜ、揉めたのかというと、男2人の奇妙な友情を描いた物語で、出番の多さも役の重要度も遜色がなかったから。ただし、キャリアは片方の役者のほうが上だった。

 2人が名優だったので、NHKの制作統括が職権で決めてしまうことも出来なかった。だから混迷し、なかなか決着しなかった。

 やはり大物女優のマネージメントを経験した別の芸能プロ社員が振り返る。

「(民放の)年末スペシャルドラマに出てくれと依頼されたけれど、2番手というので断ったら、『どうしても出演してほしい』と懇願されたので、『主演も含めた出演者の中で最高のギャラだったらOK』と無茶を言った。出たくないので、実現不可能と思える要求をした。ところが、本当に主演以上のギャラを出してきたので、仕方なく出演した」(元大物女優のマネージャー)

 これほどまでにドラマ界で重視される番手とは、演劇界と映画界の考え方が踏襲されたものだという。ただし、意味の無い習慣ではない。番手によって制作発表の並び位置が決まるし、ほかの仕事の扱いにも影響が出るのだ。

 また、出演作品が新聞や雑誌で紹介される時、番手が下位だと、名前を端折られてしまうこともある。CM界から見くびられることも。役者にとって番手はプライドだけの問題ではないのだ。

 番手が関係したわけではなく、共演者と遺恨があったわけでもないのに、いきなり民放の連ドラを降りてしまい、関係者を大慌てさせた役者もいる。約25年前のことだが、その降板理由があまりに突飛だったので、ドラマ界で伝説化している。

 主演は女優。降りたのは相手役の俳優で、2番手での出演が決まっていた。ところが撮影開始前に主演女優が結婚を発表すると、俳優は降板した。

 その女優に好意を抱いていたわけではない。理由はこうだった。

「結婚すると、女優は色気がなくなるから」

 関係者はあ然。俳優は若手の売れっ子だったので、ペナルティなどはなかったが、制作陣は水面下で代役探しに奔走させられた。

 この主演女優と降りた俳優はその後、一度も共演がない。これは本当の共演NGだろう。

高堀冬彦(たかほり・ふゆひこ)
放送コラムニスト、ジャーナリスト。1990年、スポーツニッポン新聞社入社。芸能面などを取材・執筆(放送担当)。2010年退社。週刊誌契約記者を経て、2016年、毎日新聞出版社入社。「サンデー毎日」記者、編集次長を歴任し、2019年4月に退社し独立。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年11月3日 掲載

https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/
entertainment/dailyshincho-675468.html

関連記事

テーマ : みんなに紹介したいこと
ジャンル : ブログ

宮崎大輔容疑者の交際相手「暴力なかった」被害届出さず

s_ASNC35Q0XNC3OIPE00F.jpg
宮崎大輔容疑者=2016年撮影

(朝日新聞)

 名古屋市内のホテルで交際相手の女性の髪の毛を引っ張ったとして暴行容疑で逮捕・送検されたハンドボール元日本代表の宮崎大輔容疑者(39)の弁護人が3日、取材に対し、女性が「暴力は振るわれておらず、髪の毛を引っ張られてもいない」と話していることを明らかにした。被害届を出す予定はないという。宮崎容疑者も容疑を否認しており、3日夜にも釈放される見通し。

 捜査関係者らによると、宮崎容疑者は1日夜、名古屋市内の飲食店で姉とその知人、交際相手の計4人で食事と飲酒をした際、口論になり、警察官が駆けつける騒ぎになった。その後、宿泊先のホテルに交際相手の女性と戻ったという。

 弁護人によると、宮崎容疑者は「女性ともみ合いにはなったが、髪の毛を引っ張った記憶はない。このような騒ぎになってしまい、謝罪したい」と話しているという。また女性は「(宮崎容疑者が)部屋を出て行ったため心配して警察に通報した」「髪の毛はもみ合いの中で数本落ちたかもしれない」などと話しているという。

 宮崎容疑者は大分市出身で、2000年世界学生選手権で最優秀選手賞を獲得。日本代表のエースとして活躍したハンドボール男子の第一人者。昨年4月には日本体育大学に3年生として再入学し、現在は4年生でハンドボール部で活動している。

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/
nation/ASNC35Q0XNC3OIPE00F.html

関連記事

テーマ : みんなに紹介したいこと
ジャンル : ブログ

デヴィ夫人「不妊発言」は関テレ発 在京のみならず在阪テレビマンも仰天した理由

s_dailyshincho-676152.jpg
デヴィ夫人

(デイリー新潮)

 デヴィ夫人(80)が関西テレビの「胸いっぱいサミット!」で「不妊になる一番の理由は堕胎……」と発言。むろん、即刻謝罪したが、これに在京キー局のテレビマンたちが呆れている。

「いくら関西ローカルだからって、デヴィ夫人を生放送で使うなんて……」

 もっとも、在阪のテレビマンたちからも非難の声が上がっているというのだ。

 ***

 10月24日に放送された「胸いっぱいサミット!」の“不妊治療の保険適用拡大”の話題の中で、問題の発言はあった。インターネット上で批判が高まると、関西テレビは28日になって、以下の謝罪を公式ホームページに掲載した。

〈視聴者の皆さまへ
10月24日に放送いたしました「不妊治療の保険適用拡大」の話題の中で出演者の一人から、不妊と中絶の関係性について事実と異なる不適切な発言がありました。
不妊の原因は女性だけにあるわけではありません。
不妊症につきましては、女性側だけでなく男性側・免疫など様々な原因が報告されています。
出演者の「掻爬(そうは)により不妊になる」「不妊の9割9分は中絶によるもの」という趣旨の発言内容は全くの誤りで、不妊に悩まれている方々を始め多くの方々を深く傷つけ、不妊や中絶に関する偏見を助長しかねない大変いき過ぎたものでした。
番組を制作した局としての責任を痛感し、重く受け止めております。
ご不快な思いをされた方々に改めて深くお詫び申し上げます。〉

彼女の操縦は困難
 在京キー局のテレビマンは言う。

「東京では、デヴィ夫人を生放送のワイドショーでご意見番として使うことはまずありません。彼女を起用するとしても、収録にして、気持ちよく言いたいことを喋ってもらい、その後、NGワードをカットするのが当たり前です」

 素人でも、そうだろうなと想像できる。

「ここ数年、デヴィ夫人はバラエティタレントとして、在京キー局の番組でも活躍しています。最近では製作サイドの意図も理解してくれるようになっています。スタッフから“こうして欲しい”“こうすればオイシイ”ということも分かって、仕事として割り切ってもらえるようにもなりました。ただ、それはあくまでもバラエティ番組での話。コメンテーターとして、持論を披露するのとは別のこと。ましてや生番組で、彼女をうまく操縦するのは困難でしょう。なぜ、関テレは生で彼女を使ったんでしょう。関西ローカルのバラエティ番組では未だに、“暴露話”や“ウラ話”、P音を被せた“実名”など、過激なネタが好まれるとは聞きますが……」

倫理違反を問われたばかり
「たしかに関西では過激なネタが好まれる傾向が今もある」と言うのは東京と関西、両方で活躍する業界関係者だ。

「東京では芸能ネタを扱わなくなった一方で、関西では過激なネタを求められることは多いです。それにお笑い芸人が司会ということも多いので、話を回すのが上手く、東京キー局よりも、つい調子に乗ってしまうこともあると思います。関西ローカルは、基本的に司会者にお任せといった雰囲気がありますしね。ただし、今回の発言がネット上で火がついたように、たとえ放送されていない地域でも、すぐに拡散します。ですから、ローカル番組といえども、出演者の発言にはかなり気をつける必要があります。にもかかわらず、在阪のテレビマンは、どうせ東京では放送されないといった、ひと昔前の意識が残っているのだと思います」

 ただし、デヴィ夫人の発言に関しては、関テレ以外の在阪テレビマンたちも驚いたという。

「『胸いっぱいサミット!』って生放送だったの!?と驚きました。実は昨年、この番組で韓国人に対する発言が問題になりました。あの時は収録でした。収録にもかかわらず、ヘイト的な発言をカットしなかったことが問題になったわけです。この問題に対してBPO(放送倫理・番組向上機構)が“倫理違反”と結論づけたのは今年1月。にもかかわらず、今度は生放送でデヴィ夫人を使うなんて、信じられません」

 ひょっとして、東京のテレビマン以上の驚きかも……。

「在阪のテレビ局だって、生放送の時には念入りに打ち合わせをしてから放送しますよ。収録なら、自由に喋ってもらい、後でカットするのは大阪でも一緒です。にもかかわらず、デヴィ夫人を生で使うとは。とにかく、持論を曲げるような人ではないですから」

 デヴィ夫人の謝罪には、以下の一文がある。

〈中絶によってその方自身、または周りの方々が生涯取り返しのつかない後悔に陥ってほしくないという強い思いからの発言でした。/言葉と表現が足りず、一方的な発言が先行した結果こうした事態を招いたこととなり、深く反省しております……〉

「同じ在阪テレビ局でも、日本テレビ系列の読売テレビなどは、日テレ同様にコンプライアンスに厳しいことで有名で、こんなことはありえないと思います。その点、関テレは甘い、というより緩いということでしょう」

 関テレはフジテレビ系列である。

「貧すれば鈍するとでも言うのか、局の勢いがなくなると、ディレクターの質が落ちるという声もあります。下請けの制作会社のディレクターで能力のある人が、勢いのあるよその局に取られてしまうんです。それで危機管理も緩くなってくる。今回の発言はもちろん、デヴィ夫人に責任がある。でも、彼女をやめさせるだけでは、問題の本質の解決にはならないと思います」

週刊新潮WEB取材班

2020年11月3日 掲載

https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho
/entertainment/dailyshincho-676152.html

関連記事

テーマ : みんなに紹介したいこと
ジャンル : ブログ

フリーエリア

FC2カウンター
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最新記事
最新コメント
フリーエリア
フリーエリア
ここの管理人さん

ゴウダタケシ

Author:ゴウダタケシ
モットー:日々是好日 一期一会 脚下照顧
趣味:ギター
音楽:JAZZ,ROCK,BLUES,
My favorite guitar:ジェフ・ベック
ジミ・ヘンドリックス
ウエス・モンゴメリー
マジック・サム
チャック・ベリー
ブラインド・ブレイク
サビーカス
パコ・デ・ルシア
田端義夫
その他いろいろ

座右の銘:Don't think! Feeeel!

ひとこと:どうも

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
ブログ
17位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
4位
アクセスランキングを見る>>
カレンダー
10 | 2020/11 | 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
カテゴリ
リンク
ブロとも一覧

★これぞ究極!極撰競馬投資法~90%以上の確率で馬券が当たるから、競馬は簡単に儲かる!!~★

ノルマンディー生活、始めました~インヴァソールの一口馬主ブログ~

☆☆☆☆☆☆☆  仮想通貨情報  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ミリオネアインテリジェンス!!!!! 資格編

せせらぎのさと蔵王

Fc2 田舎の浮雲
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
フリーエリア
月別アーカイブ