大盛りあがりGO 2020年02月17日
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野村克也さんが語った「三流・二流・一流」の違いと扱われ方

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生涯一捕手の教えとは

 鋭い観察眼と深い洞察力で、多くの野球人から尊敬された野村克也氏が、84歳でこの世を去った。亡くなる直前まで野球界に対して、時に辛辣でありながらも愛に満ちた“ボヤキ”を続けてきた野村氏。本誌・週刊ポストのインタビューでも何度も、一捕手として、一監督として、現役選手や指揮官たちを叱咤した。最後まで野球と真剣に向き合い続けた野村氏の「教え」を改めて振り返る──。

 1954年に南海に入団した野村氏は、テスト生からスタートして球史に残る名捕手への道を歩んだ。自ら配球術の研究を重ね、ゼロから実績を積み上げただけに、現役キャッチャーたちへの目線は常に厳しかった。

「あんな“クセ”は、キャッチャーをやっていたらすぐにわかる。オレが相手ベンチにいたら一発だよ」

 野村氏がそう評したのは、巨人・小林誠司のリードだった(2017年4月14日号掲載)。同年のWBC開幕前に、野村氏は侍ジャパンの正捕手を務める小林の「フォークのサインの時だけ片膝を地面につかないで構える」というクセを見抜いて指摘していたのだ。それもあってか、WBC本番では小林のクセは改善されていた。

 キャッチャーというポジションへの強いこだわりにこそ、野村氏の野球観が現われていた。本誌2016年1月1・8日号掲載のインタビューの取材では、こんなふうに話していた。

「野球は筋書きのないドラマといわれるが、その筋書きを書くのが捕手。データを駆使し、試合前の打者分析から捕手の仕事が始まる。その分析をもとに、試合中も全打者がテーマとする変化球の対応を見ていく。スイングや見逃した時の反応などから1球ごとに観察、洞察、判断を繰り返す。そうやって、“いかに打ち取るか”という最終的な答えに導いていく。一方で、この相手ピッチャーなら何点奪えるかを頭の中で仮定し、何点勝負になるかを考えながらゲームを進める。だから、捕手は脚本家でなければならない」

 捕手は常に勉強が必要と繰り返した。2017年夏の甲子園で新記録となる6ホーマーを放ち、“打てる捕手”として注目を集めた広陵・中村奨成への評価を聞いた際にも、プロのキャッチャーの心構えをこう説いていた(2017年9月15日号掲載)。

「オレは日本にキャッチャーを育てられる指導者がいないと思ったから、現役時代から自費でアメリカの教育リーグやワールドシリーズを見に行った。今のシステムで、キャッチャーをきちっと育てられるコーチはいない。要するに、自分で勉強する以外にない。捕手に求められるのはただ一点。“根拠のないサインは出すな”ということ。それがオレの考え」

 その中村は翌2018年にドラフト1位で広島に入団し、2年間で一軍出場ゼロのまま。今季は真価が問われる。ただ、この「高卒即プロ入り」という決断については、野村氏は前向きに評価していた。

「大卒出に名捕手はいない」(2015年9月25日・10月2日号掲載)というのは、野村氏の持論だった。

 その理由として、「18歳から22歳は一番大切な時期。基礎知識がどんどん吸収されて、野球が分かってくる。ここでアマの指導者から結果論の間違った知識が入っていくとダメになる」と話していた。それゆえか、前出の小林(同志社大→日本生命→巨人)や今季から巨人の二軍監督に就任した阿部慎之助氏(中央大→巨人)に対して、厳しい評価をすることが少なくなかった。

◆非難されるのが一流

 こうした「ノムさん節」に対して、“反論”した選手もいた。

 2009年WBCに際し、守り勝つ野球が信条の野村氏は、強打が売りの城島健司(当時・マリナーズ)を侍ジャパンの原辰徳監督がレギュラーに起用することで、そこに「敗因が生じかねない」(同年3月6日号掲載)と語っていた。WBC開幕後も0対1で敗れた第1ラウンド韓国戦での失点の理由を「城島の配球ミス」と指摘。

 すると、二次リーグ初戦のキューバ戦で6対0と完封勝ちした後、城島は報道陣に「1点でも取られると野村さんは捕手のせいにするからね。厳しいね、野村のおっちゃんは」「配球が悪いといわれたので『野村ノート』(野村氏の著書)で勉強した」と皮肉たっぷりにコメント。

 直後のインタビュー(同年4月3日号掲載)で野村氏は、あくまで指摘したのは韓国戦の失点した場面での配球であり、「城島が言っているような試合全体のことではない」とため息交じりにボヤいた。その上でこう続けた。

「ピッチャーは攻撃的なプラス思考が多いから、キャッチャーは危機管理型のマイナス思考がいい。これがひとつになってプラスとマイナスでバッテリー(電池)になる。プラスとプラスではだめ。城島は典型的なプラス思考だから、うまくいかないね」

 もちろん、実力を認めているからこそ厳しい言葉が出る。野村氏は「人間は無視、称賛、非難という3段階で試される。三流の人間は相手にされず、二流の人間はおだてられるだけ。一流と認められて初めて非難されるんです。城島が三流のヘボキャッチャーならオレは何もいわないよ」とも話し、笑っていた。その城島氏が今季からソフトバンクの会長付特別アドバイザーに就任し、指導者の側に回ったことも、時の流れを感じさせる。

※週刊ポスト2020年2月28日・3月6日号

NEWSポストセブン

https://news.livedoor.com/article/detail/17830324/

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無煙たばこの発売相次ぐ 4月からの屋内禁煙で脚光と期待

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無煙たばこの新商品。左二つが日本たばこ産業の「ゼロスタイル・スヌース」。右は英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの「VELO」

(共同通信)

 日本たばこ産業(JT)と英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)・ジャパンが、口に含んでニコチンを摂取するタイプの無煙たばこを相次いで発売した。4月の改正健康増進法の全面施行で屋内が原則禁煙となるため、各社は紙巻きたばこや加熱式たばこの代替製品として脚光を浴びると期待し、販売に力を入れている。

 こうした商品は「かぎたばこ」と呼ばれ、タバコの葉を包んだ袋を唇の裏に挟んで使用する。スウェーデンなどで愛好されており、灰や煙が出ないことから、改正健康増進法の全面施行後も屋内で使用できる。

https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/
business/kyodo_nor-2020021701002375.html

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痴漢?追ってもみ合い階段転落、男性重体 傷害容疑で元警官逮捕 東京・神保町

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警視庁=米田堅持撮影

(毎日新聞)

 17日午前7時ごろ、東京都千代田区神田神保町2の都営新宿線神保町駅の階段で、痴漢を疑われた男と追い掛けた20代の男性がもみ合いになった。男性は約2メートルの高さから転落し、病院に搬送されたが頭の骨を折るなどして意識不明の重体。男は別の乗客が取り押さえ、警視庁神田署が傷害容疑で現行犯逮捕した。

 神田署によると、逮捕されたのは千葉市若葉区原町、元警察官の会社員、品田真男容疑者(52)。品田容疑者は出勤中の電車内で痴漢を疑われ、神保町駅で下車。近くにいた駅員に羽交い締めにされたが振りほどいて逃走した。騒ぎを聞いて追い掛けた男性が、階段を下りていた品田容疑者ともみ合いになったという。

 品田容疑者はその後、都営三田線のホームに逃げたが、別の乗客に取り押さえられた。「(男性を)振りほどこうとしたら転落した。けがをさせようとしたわけではない」と容疑を一部否認。痴漢については「していないが、追い掛けられたから逃げた」と供述しているという。【土江洋範】

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation
/mainichi-20200217k0000m040238000c.html

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新型肺炎でマスク買い占めを「あおる」のは誰? 心理メカニズムに迫る

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(ITmedia ビジネスオンライン)

 連日報道が繰り返されている新型コロナウイルス問題。中国での被害拡大やクルーズ船での集団感染といったニュースに加え、頻繁に取り上げられるのが「マスクが品薄になっている」という話題だ。

 海外からやってくる未知の感染症への不安などから、消費者の間ではマスクを買い占める動きも出てきている。ネット上では高額転売をもくろんでフリマアプリなどに出品する悪質なケースも登場。こうした買い占めに至る消費者心理について、専門家は「テレビを始めとしたメディア報道がマスクの『希少性』をあおっている点が大きい」と分析する。

●医師「医療現場でマスクの納入ストップ」

 厚生労働省は2月、薬局などの団体に対して買い占めや備蓄などを控えるよう指示を出した。大量・高額でのマスク出品が相次いだフリマアプリ・メルカリでは、運営側が「社会通念上適切な範囲での出品・購入にご協力を」「お客さまのお取引の状況によっては、事務局から入手経路を確認させていただく場合や、商品の削除・利用制限等を行わせていただく場合も」ある、と異例の表明を行った。

 ただ、この買い占め騒動は既に、特にマスクが日常的に不可欠な医療現場で徐々に影を落とし始めているようだ。

 医師向け転職・求人サイトを運営するエムステージ(東京都品川区)は、会員の医師約200人に2月6日〜9日、ネット上でアンケート調査した。「一般用・医療用マスクや消毒液不足により業務に支障はあったか」という質問に対し、13.6%が「はい」と回答。医師たちからは「納入がストップして、1カ月5枚の配給制になった」「1人1日マスク1個に制限」「マスクをつけずに外来するように言われてしまった」など、勤務先の医療機関で苦慮している声が寄せられた。

 エムステージの担当者は「現在、そこまで支障を感じているという回答は多くはない」と前置きしつつ、「医師の回答を見ると、『コロナウイルス以外の感染症対策のためにもマスクが必要なのに……』といった声が目立つ。医療機関はマスクを一括購入するため(購入数の)母数が大きい。一般用と別の流通であっても、買い占めなどの影響を(今後)さらに受ける懸念がある」と分析する。

 では、マスク不足騒動の背景にある買い占めは、どんな心理メカニズムで発生するのか。

●「制限されるほど欲しくなる」心理

 情報行動やメディア効果などを研究する東京大学大学院情報学環・学際情報学府の橋元良明教授(社会心理学)は「人は自由を制限されている時に自由を回復したいと考え、制限されている物に、されていない時よりも強い欲求を感じる」と説明する。

 これは「心理学的リアクタンス(心の反動作用)」という説で、「被験者がレコード曲を4種類聞かされ、その内の1枚が入手困難であると告げられると、その曲に対する好みの度合いが上昇する」といった実験結果が知られている。この作用の中でも、特に買い占め行動との関連を橋元教授が指摘するのが「希少性原理」だ。「『あと1つしかないよ』と(商品の)希少性をあおると、購買希望者が増加するなど、セールスの現場でも応用されている」。

 こうした買い占め騒動の代表例として橋元教授が挙げるのが、1973年のオイルショック時に発生した「トイレットペーパー騒動」。「こうした災害時などには、ほとんど常にと言っていいほど飲料水や食料、日常品の買い占めが問題になる。希少性原理によって『大事な物が無くならないように早く買っておこう』という心理が働く」(橋元教授)。

 加えてこうした状況下では、買い占めによって商品価格を釣りあげようとする動きも出てくる。橋元教授によると、1970年代には数の子が「黄色いダイヤ」とされて珍重され、買い占めを図った水産専門の商社がその後、逆に過剰在庫のせいで倒産する事件まで発生したという。

 では、今回のマスク買い占めを引き起こした「希少性原理」の発生源は何か。橋元教授はまず、買い占めの主体である消費者像について「恐らく、日常的に健康に気を遣い、風邪やインフルエンザに不安を抱いている層。特に家族の健康を気にする主婦層などが、購入して着用させている場合が多いのではないか。乳幼児を持ち罹患を危惧するその親や、脆弱な高齢者の介護者が特に、敏感になってマスクを求めている可能性がある」と分析する。

 多くは感染の不安や家族の健康への配慮など、善意や思いやりから発したとみられる今回のマスク買い占め。そのマスクの「希少性」を消費者の間で高めている要因として橋元教授が重要視するのが、連日のメディア報道だ。

●「マスクの危機」あおるテレビ

 「コロナウイルスへの恐怖が(買い占めの)下地にあるのは言うまでもないが、メディアが『マスクは必須』といった内容にとどまらず、『各地で売り切れ』『ネットで高値で販売』などと盛んに報道し、その希少性を広く過剰に認識させている点が大きい」(橋元教授)。

 特に橋元教授が今回、強い影響力を与えているとみるのが、テレビだ。社会心理学では、テレビや新聞が特定の話題を多く報道することで、「このニュースは注目すべきテーマだ」などと世論を形成する「議題設定効果(機能)」という説がある。

 「テレビは映像でマスクをしている人々の様子や、必要性を説く専門家コメントを伝え、『マスク』という存在を強く認識させた。さらに、報道・情報番組でトップ扱いで報道しているため、『これが日本で一番人々が関心あるニュースなのか』『自分も今すぐ行動しなければ』という認識を人々に持たせ、思考回路の中でマスクが非常に大きな部分を占めるようにしている」(橋元教授)。

 多くのニュースの中でも「人々が特に関心を持つだろう」とテレビが選択して伝えているマスク関連報道。これらが逆に、視聴者の「マスクに危機感を持つべき」という認識を強化している、というわけだ。加えて橋元教授は、ネット上のニュースも特に若年層の危機感を加速する効果をもたらしている、とみる。

●マスクの需給実態、冷静に報道を

 では、消費者に冷静な行動を促すにはどうすべきか。橋元教授は「実際にマスクは品不足になっているのか、需給状況の実態をメディアが正しく、冷静に報道する必要がある」と指摘する。実際、オイルショック時も日本に石油の備蓄は十分にあり、「消費者が適切にトイレットペーパーを購入すれば、不足する事態にはならなかっただろう」(橋元教授)。

 医療職以外の一般人にとって、1人で1日に大量の枚数を使うことはちょっと考えにくい商品、マスク。「大量の買いだめは本当に必要?」と消費者側が考え直すと同時に、テレビをはじめとしたマスメディアも、その「希少性」をあおらないための冷静で客観的な報道が求められている、と言えそうだ。

https://news.goo.ne.jp/article/itmedia_business
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