マーティと松浦亜弥

 日本をベースに世界で活躍するギタリスト、マーティ・フリードマン(53)が、英国の音楽サイト「CLASSIC ROCK」で「人生を変えた10枚のレコード」を発表。キッスやエルビス・プレスリー、ビーチ・ボーイズと並んで松浦亜弥と故美空ひばりさんの作品を挙げている。

 元「メガデス」のマーティが絶賛しているのが、ヒットシングルの「Yeah! めっちゃホリディ」や「桃色片想い」が収録されている松浦の2枚目のアルバム「T・W・O」。「僕の人生はキッスの『アライブ!』の影響で完全に変わりましたが、あややの歌は子供の時にキッスを初めて聴いた時のような衝撃があり、その時から新しい自分が始まりました。『T・W・O』は、Jポップにおけるキッスの『アライブ!』のようなものでした」と大きな影響を受けたという。

 実際、マーティは本紙記者にも「米国のミュージシャンの友達にあややのCDをあげると、最初は『マーティ、大丈夫か?』と言うんだけど、聴いたらびっくりしていた」と話している。

 プロデューサーのつんく♂についても「日本の大好きな音楽家。このアルバムはいろんな要素が入っていて、音楽のローラーコースターのよう。展開が予想できないから、耳を飽きさせない。衝撃を受けるような音楽が聴きたいという全ての人にこのアルバムを勧めてますよ」と絶賛。

 声帯全摘出を乗り越えて音楽活動を続けるつんく♂にとっても、このところ一線から身を引いている松浦にとっても、うれしい言葉に違いない。
 
 また「日本で最も有名で、大きな影響力を持つアーティスト」として美空ひばりさんを紹介。名曲「悲しい酒」を取り上げ「神がいるなら、その声がひばりさんを通して我々に届いている、というぐらい素晴らしい歌声。ギターであの表現力に近づけないかとずっと挑戦しています」と語っている。